2014年01月20日

映画『鑑定士と顔のない依頼人』

 2013年に鑑賞した映画。

 ベスト3は、

1位『かぐや姫の物語』
2位『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』
3位『そして父になる』

で決まり。

 ワーストは、『キャプテンハーロック』。

 さて、今日はようやく今年の1本目。新宿武蔵野館で『鑑定士と顔のない依頼人』を観賞。去年からずっと気にかかっていたんですけど、これまたようやくです。

 監督は僕の生涯ベスト作品『ニュー・シネマ・パラダイス』の巨匠ジュゼッペ・トルナトーレさん。

 それにしても、新宿武蔵野館は改装したんですか?少し垢抜けしましたね。


Story
ヴァージル・オールドマン(ジェフリー・ラッシュ)は、世界中のオークションで活躍する一流オークショニア〔競売人〕。早くに親を亡くし、結婚もせず、友人もいない人間嫌いのまま老齢を迎えた彼の楽しみは、自宅の隠し部屋の壁一面に飾った女性の肖像画鑑賞だった。自分が仕切るオークションで、パートナーのビリー(ドナルド・サザーランド)が名画を格安で落札するよう仕向け、自分のコレクションに加えていたのだ。そんな彼の元に、クレア・イベットソン(シルヴィア・ホークス)と名乗る女性から電話が入る。1年前に亡くなった両親が遺した家具や絵画を鑑定してほしいという依頼だった。指示された邸宅に向かったものの、彼女は姿を見せず、後日再び訪問したところ、使用人のフレッド(フィリップ・ジャクソン)が現れる。やむなく1人で家の中を見て回ったヴァージルは、地下室の床に転がった何かの部品に気付き、密かに持ち帰る。だが、鑑定が進んでもクレアは一向に姿を見せない。フレッドによると、クレアは27歳だが、奇妙な病気を患っており、11年の勤務中に一度も会ったことがないとのこと。やがて、修理屋のロバート(ジム・スタージェス)に調査を依頼していた謎の部品が、18世紀に作られた機械人形の一部である可能性が出てきた。数日後、“広場恐怖症”と呼ばれる病気により、“15歳から外へ出ていない”と告白したクレアに同情したヴァージルは、壁越しのやり取りに同意する。自由な出入りを許され、彼女が屋敷の隠し部屋で暮らしていることに気付くと、影に隠れて彼女の姿を目撃。美しいその素顔に、恋に落ちてしまう。再度の覗き見を彼女に見つかった時、ヴァージルは全てを打ち明け、遂に対面を果たす。互いに心を許してゆく2人。ところが、外出に強い拒絶反応を示していたクレアが、ある日忽然と姿を消す。果たして、鑑定依頼の本当の目的は?そして、クレアの過去に隠された秘密とは?謎はまだ、入り口に過ぎなかった・・・。
(Movie Walkerより若干改変)


 他に観たい作品もなく、なかなか劇場にも行けず、“映画飢餓状態”だったせいか、とても楽しめました。131分の上映時間もまったく感じません。

 二度見必至のどんでんがえし!・・・という宣伝ほどには、もう一度見なければ!とは思いませんでしたが。

 宣伝であまりに「二度見したくなる(どんでんがえしがある)」と言われると、こちらも警戒しますから(笑)。

 残酷で哀しい結末。孤独を楽しんできた老境の男が、愛する人や友人のいる人生の素晴らしさに気付いた後だけに・・・。
 
 でも、とにかく粋な映画。

 こういうニュアンスの映画は日本人には撮れないのではないかと思います。


『鑑定士と顔のない依頼人』公式サイト
http://kanteishi.gaga.ne.jp/


 映画の整理券を取ったあと、上映までかなりの時間があったので、スマホを機種変更しました。2年半、愛用してきたINFOBARもめっきり動きが遅くなってきたので・・・。

今回はDIGNOにしました。

 しかし、スマホの機種変更って、自分でインストールしたアプリの引き継ぎはできないんですね。いちいちもう1回手作業でダウンロード、面倒くさい・・・。
posted by ふくちゃん at 23:11| 兵庫 ☔| Comment(0) | TrackBack(9) | Cinema Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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