2014年03月24日

映画『オール・イズ・ロスト 最後の手紙』

 今年はなかなか心惹かれる作品が見当たらないような気がします。そんな中、たまたま目に入ったのがこの作品。

 出演者は、ロバート・レッドフォードただひとり。セリフもほとんどない・・・ということで、興味を持ちました。


Story
スマトラ海峡から3150キロ沖。すべて失った・・・すまない・・・。男(ロバート・レッドフォード)の呟きが響く。事の起こりは8日前。インド洋をヨットで単独航海していた男は、水音で目を覚ます。気が付くと船室が浸水していた。海上を漂流していたコンテナが激突し、ヨットに横穴が開いたらしい。航法装置は故障、無線もラップトップも水浸しで使い物にならない。しかし、これは始まりに過ぎなかった。雨雲が迫り、雷鳴が轟き、暴風雨が襲う。嵐が去った後、男は過酷な現実に直面する。ヨットは決定的なダメージを受け、もはや浸水は止めようがない。ヨットを捨てることを決意した男は、食糧とサバイバルキットを持って救命ボートに避難。ここは一体どこなのか?助けはやってくるのか?ボートも浸水し、飲み水や食糧は底を突き、危機的な状況は続く。ギリギリまで踏ん張ったものの、望みは確実に断たれようとしていた。運命に見放されようとした時、男は初めて自分自身の本当の気持ちと向き合う。一番大切な人に向けて、読まれるかどうかわからない手紙に、偽りのない気持ちを綴り始め・・・。
(Movie Walkerより)


 劇場は、初めての新宿シネマカリテ。なかなか雰囲気のあるミニシアターでした。

 しかし、僕にはよくあることですが、眠かった・・・。

 映画のせいでなく、自分のせいですが・・・。

 それにしても、セリフがほとんどないだけなく、背景の説明も全くないんですね。男の名前も素性も、なぜひとりで航海しているのか、誰になぜ手紙で謝っているのか。

 でも、しっかりドラマがある。

 恐怖を感じたり、希望を抱いたり、絶望したり・・・主人公と同化して愉しむ作品ですね。

 76歳のロバート・レッドフォード・・・渋い。この映画の水中シーンの撮影の影響で聴力の60%を失ったそうです。過酷だなぁ〜。


『オール・イズ・ロスト 最後の手紙』公式サイトhttp://allislost.jp/
posted by ふくちゃん at 20:57| 兵庫 | Comment(0) | TrackBack(0) | Cinema Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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