そんな中、フジテレビの2時間ドラマ『瀬在丸紅子の事件簿 黒猫の三角』を観ました。人気ミステリ作家・森博嗣さんのセカンド・ミステリ『Vシリーズ』の映像化です。
『瀬在丸紅子の事件簿』とは、いかにも2時間ドラマ的な安いタイトルですね^_^;。『黒猫の三角』だけじゃ、森ファン以外にはアピールしないんでしょうけど。。。
つい先日には、ファースト・ミステリ『S&Mシリーズ』が、1作目の『すべてがFになる』を通しタイトルにドラマ化されたばかり。
『瀬在丸紅子の事件簿』も『すべてがFになる』同様、舞台は現代に置き換えられていますが、そうすると2つのシリーズの時系列がおかしなことになるだけどな・・・。
にしても、森さんの作品が相次いで急に映像化・・・なぜでしょう?
自らの作品の映像化を許可しないタイプだと勝手に思っていました。事実、デビューされて約20年、過去にはまったく映像化されてなかったのに。
と思って、確認のためにWikipediaを見たら、『カクレカラクリ』『奥様はネットワーカ』が過去に実写化されていたんですね。どちらも未読です。
今回のドラマを観て、『S&M』も『V』も恐らく他の作品も、あの独特の世界観やムードを実写に落とし込むのは無理だと判定しました(笑)。
もうこの先、実写映像化の許可は出さないでほしいです・・・。まだ『S&M』や『V』等々の森ミステリに触れていない世間の皆さんに、森作品=凡庸なミステリだと思われたくない。
ギターは毎日練習中。指先も固くなりました。先月も友人と3人でスタジオに入りました。フォーク酒場デビューに一歩ずつ近づいております
