2015年07月19日

Martin D-28

昨日、関西に戻ってきました。

新大阪で新幹線を降りたら、JRは軒並みストップ。

地下鉄と阪急で宝塚に戻り、食事をしたら、トンボがえりで天王寺へ。

中学時代のクラスメイト、H氏・K氏とスタジオ練習でした。

スタジオにて.jpg
↑↑ スタジオにて。手振れしまくり。一番右は、K氏のD-28

その後、心斎橋の三木楽器へ。


Martin(マーチン)。

アコギを弾く人なら中学生でも知ってる、アメリカに本社を持つ世界のトップブランド。

そのD-28といえば、定番中の定番であり、最も有名な名器です。

本来なら、自分のような素人が持つギターじゃありません(笑)。

・・・でも、買っちゃいました。


我々のユニットメンバーのうち、すでにH氏は、D-28オーナーでした。

彼がD-28を買った頃、僕はギターを弾くこと、自分で音楽を奏でるlことからは離れていたので、凄いなとは思ったものの、買いたいという気持ちは起こりませんでした。

そして、つい先月、K氏も奥様の白い目をものともせず(?)、D-28を購入。

スタジオでその音に触れて、痺れました!

欲しい!

次のスタジオ練習日(つまり昨日)に、オレも買う!

気持ちは固まりました。

買うと決めたら、私は速いです(それで失敗することもありますが(*^_^*))。

K氏の男気24回払いの上を行く、男気12回払い。

一括で買えないこともないけど、このあたえいが庶民なんだよなぁ・・・。


今日改めて三木楽器に足を運び、D-28を引き取ってきました。

D-28オーナーになっちゃいました。

ユニットメンバー全員が(笑)。

いつかのギター×2+ベースではなく、3人揃ってD-28で1曲、演りたい。

ヤイリとマーチン.jpg
↑↑ 我が家のヤイリR1(左)とマーチンD-28(右)

Ariaの1万2千円のアキゴを買って喜んでる、中学時代の自分に「オマエ、将来、D-28を買うことになるんやで」と言ってやったら、きっと信じないでしょう。

D-28より高価なギターはいくらでもあります。Martin自体にも、日本を含む世界のギターメーカーの中にも。それでも、やはり。

そういや、20代の頃に買ったノートパソコン、今回のD-28と同じぐらいの値段(定価の442,800円よりは、ずっと安い値段で買ってますよ)やったなぁ。パソコンなんて、2〜3年使い倒したら、もうアカンのに。

今回のギターも、新宿の家に置くスペースはありません。残念ながら、宝塚の家に置いていくことになります。それでも、来月からは関西帰還がますます楽しみるんるん

それはそうと、宝塚の家の庭の雑草取りで、腰を痛めました(笑)。この後、新宿帰りの新幹線が辛いかも。
posted by ふくちゃん at 18:29| 兵庫 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | No Music, No Life. | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月13日

映画『バケモノの子』

 7月11日(土)より公開、細田守監督の最新作を観てきました。

 僕も劇場で鑑賞した過去の3作『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』。最新作の宣伝のために、日テレ系で3週連続放送されています。ついつい見ちゃいますが、どれもやはり面白くて、切ない。


Story
この世界には人間の世界とは別にもうひとつ、バケモノの世界がある。人間界“渋谷”とバケモノ界“渋天街(じゅうてんがい)”という交わるはずのないふたつの世界で、ひとりぼっちの少年・蓮(声:宮崎あおい)、暴れん坊のバケモノ・熊徹(声:役所広司)はそれぞれ暮らしていた。母親を交通事故で亡くし、離婚した父とは会えず、自分を引き取ろうとする母方の親族に反発した蓮は家を飛び出し、ひょんなことから渋天街で熊徹の弟子として暮らすことになり、九太という名を授けられる。熊徹は、渋天街で一二を争う最強のバケモノで粗暴な性格、品格のカケラも無い。これまで多数の弟子が短期間で逃げ出した。渋天街を束ねる次代の宗師に立候補するには弟子を持たねばならず、しかたなく人間界に弟子を求めて、渋谷を徘徊していたのだった。熊徹と反発しあいながらも、蓮=九太は強さを学んで逞しく成長していく。
(Movie Walkerより改変)


 映像、豪華俳優陣の声の演技は完璧です。文句のつけようがない。

 ですが、熊徹のライバルで人格者(獣格者?)の猪王山(いおうぜん)の長男で、心の闇に囚われた一郎彦と蓮=九太の対決を描くクライマックス(ここは胸アツです)を除くと、過去3作に比べて、やや平板・冗長に感じました。

 例えば、熊徹と蓮=九太、熊徹の友人が共に、強さの意味を求めて、諸国(?)の宗師を尋ねるくだりは無くても良いと思いました。

 心の闇というモチーフは、ファンタジーの定番に過ぎるという気がします。鯨を使った、その表現は斬新かもしれませんが、蓮=九太が小説『白鯨』に興味を持つ経緯を含め、必然性がよく分かりません。

 ひょっとして、鯨を用いた映像を使いたいという思いつきがあって、そこから逆算してそうしたのかな?

 熊徹も魅力的なキャラクターではあるけど、定型の域を出ていなと思います。それでも、彼がクライマックスで取った行動には、グっときますけどね。

 ちょっと切なさが足りないかな〜。

 次回作も楽しみに待っています。

〔満足度〕★★★☆☆


『バケモノの子』公式サイト
http://www.bakemono-no-ko.jp/
posted by ふくちゃん at 18:45| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(5) | Cinema Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月10日

映画『海街diary』

 是枝監督の最新作、カンヌ映画祭正式出品の『海街diary』をようやく鑑賞してきました。

 僕が女優で作品を選ぶとしたら、宮崎あおいさんだけですので(それでも全部観るわけではない)、この作品も是枝監督作でなければ、スルーしていたことでしょう。

 『歩いても歩いても』と『そして、父になる』しか観ていませんが、何となく気になる監督さんです。


Story
長女・幸(綾瀬はるか)、次女・佳乃(長澤まさみ)、三女・千佳(夏帆)は、鎌倉で3人一緒に住んでいた。そんな彼女らのもとに、ある日、15年前に家を出て疎遠になっていた父の訃報が届く。3人は父の葬儀が行われる山形に向かい、母親違いの妹・すず(広瀬すず)と初めて対面する。3人の母親・都(大竹しのぶ)は、再婚して北海道で暮らし、葬儀には姿を見せない。父は、すずの母親である二人目の妻とも死別し、すずを連れて、また別の女性と結婚していたのだ。まだ中学生のすずは、どうしようもない大人たちに囲まれながらも、毅然としていた。そんなすずに幸は、鎌倉に来ないかと言う。こうして、4姉妹の暮らしが始まった・・・。
(Movie Walkerより改変)


 公開直後、人気アニメ映画『ラブライブ』に興収で負けて2位。ということを騒ぎ立てたメディアがありましたが、誠にナンセンスなことです。

 観客は老若男女、様々。女子高生もいるのが意外(でもないのか?)。

 樹木希林さんが4姉妹の大叔母さん役で出演。いい味、出していました(笑)。

 それはさておき、観ておいて良かった・・・。

 映画はただ4姉妹の日常を季節と共に淡々と、でも繊細に抒情を湛えながら描写していきます。

 ストーリーはあってないようなモノ。

 登場人物のキャラクターも背景も、エピソードも深追いせず、深堀りせず・・・そこがとても心地良いです。

 説明過多に陥らない。でも、しっかり伝わる。

 原作コミックが素晴らしいのか、監督・脚本が素晴らしいのか、両方なのか。

 登場人物がほとんど善人ばかりというところにちょっと引っかかりましたが(でも皆、それぞれにキャラが立っている)、また広瀬すずさんの演技がややぶりっ子(そういう演出でしょう)なのも少し気になりましたが、ほぼ文句なしであります。

 原作は不定期連載でまだ完結せず、単行本は6巻まで。読んでみようかな・・・。

〔満足度〕★★★★★


『海街diary』公式サイト
http://umimachi.gaga.ne.jp/


 本日、48歳になりました。少し贅沢に夕飯は特上鮨にしました。もうすぐ50歳かぁ・・・。友人との音楽ユニットは地道に練習を継続中です。月1回ペースで大阪のスタジオで3人で、月2回ペースで新宿のスタジオで個人練習しています♪。
posted by ふくちゃん at 21:31| 兵庫 ☀| Comment(2) | TrackBack(9) | Cinema Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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