2本目は同じビルにある梅田ガーデンシネマで16:20から『西の魔女が死んだ』。今年ようやく20本目です。このペースでは目標の年間50本は遠い・・・。
原作が元々は児童文学ということで、こちらは親子連れのお客さんが多いです。
で、その原作については、以前このブログでも紹介しましたが(コチラ)、大好きな作品なので正直不安もありました。でも、予告編で観たおばあちゃん役のサチ・パーカーさんがイメージにぴったりで、観てみようと・・・。
Story
中学生になったばかりのまい(高橋真悠)は学校へ行くのが嫌になり、ママ(りょう)の提案でおばあちゃん(サチ・パーカー)のもとでひと夏を過ごすことになる。魔女の血筋を引くというおばあちゃんの暮らしは自給自足。野菜やハーブを育て、昔ながらの知恵を活かしながらの生活は、まいにとって新鮮に感じられた。課された“魔女修行”は、早寝早起き、食事をしっかり摂り規則正しい生活をするというもの。そんな暮らしは、やがてまいの心にも変化を起こさせるのだった・・・。
(ZAQシネマより)
で、結論から言うと、不安的中・・・。
小説の醸し出す豊かなイメージや心象風景。その実体化は読者の想像力=脳内劇場に委ねられます。
映画となると当然それらを映像として固定することになる。それがこちらのイメージ通り、あるいはそれ以上なら、「ほぉ〜」となるわけですが・・・。
残念ながら、原作の持つ美しさ、芳醇さには及びませんでしたね。この小説は本質的に映像向きではないと思いました。
あと、なぜ原作にない郵便屋さん親子を登場させたのか・・・。理由が分かりません。
手嶌葵さんが唄う主題歌は素敵です。相変わらずいい声です。
『西の魔女が死んだ』公式サイト
http://nishimajo.com/
私もこの小説は大好きな作品で、これがきっかけで梨木香歩さんの本を読みあさってます。「りかさん」がオススメですよ!
↓これも後日観る予定です。これも梨木香歩さん原作だと思ってたら関係ないみたいですね。しかし、このタイトル・・・ううむ。
郵便屋さん、私も「なんだ?」と思いました。
私も自分のイメージ程には自然や風景が綺麗に思えなくて、ガッカリでした。料理も、原作にかなり忠実なのは分かるのですが、、、。
郵便屋さんはある意味仕方ないのかなとも思いました。
映画としては、あの人がいなかったらかなり単調なものになっていたのかもと思います。隣で観ていた人が何度もあくびをかみ殺していて、集中が妨げられた気がしてそれが残念でした(><)
「ぐるりのこと」、今度観に行く予定です!
「りかさん」「からくりからくさ」、読んでみたいと思っています。「裏庭」「家守綺譚」も面白いですね!
>mirai-creekさん。
そうなんです。豊かな自然とか美味しそうな料理とか・・・自分の頭の中のイメージより良くなかったんです。残念。
> めいさん&mirai-creekさん。
「ぐるりのこと。」どこかで聞いたタイトルだなぁ・・・と、ずっと思っていたのですが、梨木さんのエッセイと同じですね!
手嶌さんの主題歌「虹」は最高です!泣きます。既に購入し何度も何度も聴いています。
また彼女の洋画カバーを歌ったALも秀逸です。
是非ご試聴あれ
試聴はこちらhttp://mysound.jp/artist/detail/aQCXD/
ちなみに4枚目のAL「虹の歌集」が7/23に発売です、今から楽しみです。
映画は評判良いようですね。
でも、僕には・・・(笑)。
原作の方がはるかに上に感じられます。
でも、手嶌さんの歌声は良いですね。