2008年09月23日

映画『幻影師アイゼンハイム』

 近所の小さな映画館。

 2つの劇場のうち、1つは8月からず〜っとポニョ。もう1つの劇場は『ジェイン・オースティンの読書会』、『奇跡のシンフォニー』、『ミラクル7号』、『山桜』、『築地魚河岸三代目』、『アフタースクール』、『再会の街で』、『あの日の指輪を待つきみへ』、『つぐない』、『ぐるりのこと』、『ラフマニノフ ある愛の調べ』、『歩いても 歩いても』と、怒涛の短期上映ラッシュです。

 でも、観たい映画は、あらかた通常のロードショーで観ちゃいましたダッシュ(走り出すさま)

 しかし、そのラインナップに、見逃してしまった『幻影師アイゼンハイム』が、あるじゃないですかexclamation×2

 ということで、前回入場時は売り切れで喰い損ねたホットドッグ・セットで軽く腹ごしらえしつつ。


Story
19世紀末ウィーン。ハプスブルク帝国末期の芸術文化の都では、大掛かりな奇術=イリュージョンが一世を風靡していた。中でも絶大な人気を誇っていたのは、アイゼンハイム(エドワード・ノートン)という名の幻影師。ある日、彼は舞台の上で、少年時代の恋人・公爵令嬢ソフィ(ジェシカ・ビール)と再会する。今では皇太子レオポルド(ルーファス・シーウェル)の婚約者として注目を集めるソフィ。かつて、平民と貴族という身分格差から引き裂かれた2人は再び思いを通い合わせ、添い遂げようと誓う。しかし、ソフィは別れを告げに赴いた皇太子邸で謎の死を遂げた。謀殺の噂も沸き立つ一大スキャンダルのさなか、アイゼンハイムはソフィの幻影を蘇らせる前代未聞のイリュージョンを発表するのだが・・・。
(ZAQシネマより改変)


 初めは、マジックと映画の組み合わせってどうなんだろう・・・と思いながら、観ていました。映像ならどんなイリュージョンも可能なわけだし(あとでパンフを読んだら、実際に当時こういうマジックは存在したとのことでした)。

 しかし、すぐにそんなことはどうでもよくなりました。

 面白いぴかぴか(新しい)

 「騙された」感なら、邦画の『アフタースクール』や『キサラギ』の方が上。でも、この「オシャレ」感は並大抵でない。観終わった後、確認のためにもう一度観たいと思う点は共通してますね。

 粋です。

 ただ、よくよく考えてみると、アイゼンハイムに嫉妬して権力を振りかざす、あの憎らしい皇太子が最も哀れ。だって、無実の罪で、その報いを受けたワケだもんなぁ・・・。以前に、ひとり女性を殺しているとはいえ、それも噂の域を出てないわけですし。

 それにしても、主役のエドワード・ノートンって、渋いカッコいいオッサンやなぁ・・・と思って観てたら、2つ年下でしたふらふら

 あと、ウール警部(ポール・ジアマッティ)も良かった。皇太子に忠誠を尽くし、アイゼンハイムを潰すように命じられながらも、彼のイリュージョンと人柄に惹かれてしまう。そして、遂には・・・。

 皇太子の立場で考えるとトンデモナイ結末ですがわーい(嬉しい顔)、ハッピーエンドで後味も良かった。

 本当に洒落た映画です。


『幻影師アイゼンハイム』公式サイト
http://www.geneishi.jp/


posted by ふくちゃん at 18:19| 兵庫 ☁| Comment(5) | TrackBack(9) | Cinema Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ふくちゃんさんへ
今晩は★☆
いつもTBのみで失礼しております。
TBありがとうございましたm(__)m
こちらからもTBしたのですが・・・。
はじかれてしまい入りません。
そんなことで、コメントさせて頂きました。おぉ〜エドワード・ノートン、39歳だったんだぁ〜!落ち着いた雰囲気ですからね。彼の演技は凄いといつも思っています。といってもそんなに観ていないのですが。ブラビと共演した「ファイト・クラブ」ではブラビを食っていましたからね!
この作品は口コミで全米で大ヒットしたそうです。私は結構気にいっております。
Posted by mezzotint at 2008年09月23日 20:45
あら!今頃TB入りました〜〜。
どうも失礼しましたm(__)m
また宜しくです!
Posted by mezzotint at 2008年09月23日 20:47
ふくちゃんサマ☆
私もとってもお気に入りの作品でした。
ただ、コレはわくわくドキドキしながら、自分の推理が当たっているか、をこれからご覧の方も楽しむ為に、
結末に触れている記事に関してはTBを戴いていないのです(^^;
申し訳ないのですが、保留にさせて戴いてます。
勝手な申し出でスミマセン!
これに懲りずまたTB,宜しくお願いしますね<(__;)>
Posted by kira at 2008年09月24日 01:32
>mezzotintさん。
こちらこそいつもTBだけですいません。
僕も気に入りました、この作品。
アメリカでは当初数少ない上映館数だったのが、評判を呼んでどんどん拡大したそうですね。
こういう映画を撮って、しかもヒットするなんて、アメリカ映画界も捨てたもんじゃないと思いました(生意気(^^))。
Posted by ふくちゃん at 2008年09月26日 21:30
>kiraさん。
ああ、やっぱり保留ですか(T_T)。
いや、自分でも微妙だな、と思っていたので、構いませんよ(笑)。
楽しる映画でした。
Posted by ふくちゃん at 2008年09月26日 21:37
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