理由はいくつかありますが、一言で言うと原作のイメージぶち壊しのTVドラマ版に辟易していたからです。
しかし、映画版はどうもそこそこ評判が良いらしい。僕の嫌いなTVドラマ版オリジナルのキャラ内海(柴咲コウ)と弓削(品川祐)がほとんど出ていないらしい(刑事は、原作どおり北村一輝さん演じる草薙だけで十分です)。
で、まあ、今日はほかに観たい映画もないし・・・。『ICHI』という選択肢もあったんですが。
Story
天才物理学者・湯川教授(福山雅治)が生涯で唯一天才と認めた男・天才数学者の石神哲哉(堤真一)は、娘と二人で暮らす隣人・花岡靖子(松雪泰子)に淡い思いを抱いている。ある日、靖子の元夫・富樫(長塚圭史)が死体となって発見された。離婚後も何かと靖子たちに付きまとい、どこへ引っ越しても現れては暴力を振るっていた富樫。元妻である靖子が容疑者として捜査線上に上がるが、彼女には完璧なアリバイが存在していた・・・。
オープニングはドラマ版の延長線上にあるド派手な演出。「やれやれ」と思ったものの、本筋に入るとドラマ版とは異なる重厚な雰囲気でした。
幸いなことに弓削もワンシーンしか出てこないし
とにかく、堤真一さんの演技に尽きる作品ですね。さすがに原作ほどではないですが、ちゃんとダサイ男になっていました。そして、靖子への想いという点では、原作以上の説得力を感じました。不覚にも、ちょっとウルッと来ました。こんな映画で(すいません
ただ、どうなんでしょう、冬山登山のシークエンスは・・・。映画らしいスケール感を出したいのでしょうが、不要です。
そもそも、ガリレオ・シリーズは意外に地味なミステリなんです。これを映画にする必然性が正直よく分かりません(商業的な意味を除いて)。悪い作品ではないと思いますが、TVの2時間ドラマで十分という気がします。決して映画がTVドラマより上・・・ということではなく、作品に相応しいスケールとして。
『容疑者Xの献身』公式サイト
http://yougisha-x.com/
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この記事を読んで、ちょっと見てもいいかなと思いました。
冬山登山のシークエンスって、そんな場面、原作にありましたっけ?
冬山登山は原作にありません!!(笑)
>カフカ☆さん。
はい。それは多分にあると思います。
力まないでもらいたい(笑)。
「なんだこれ?」と思いましたよ・・・TVドラマで確かロッククライミングのシーンがあったのでそれに無理やり結びつけたんじゃ??
私の中では石神は田口浩正さんだったんで、堤真一さんが演じるときには「おいおい」と思いましたが、ちゃんと腹回りもオヤジ化していて、すごいですね。
石神=田口浩正ささんかぁ。
なるほど。
高橋克美さんというのは、どうでしょう(笑)?
堤真一の舞台のファンなので、映画はなぁ…と思っていたのですが、さすが堤くん!!と映画を見終わって思いました。石神に見えるよ!!
不満は福山&柴崎のテレビコンビなのですが…まあ仕方ないですかね。
原作は子供の頃読んだ科学トリックものを思わせてけっこう好きなのです。主役コンビが前面に出ない原作が何故こういう映像になるのか不明です。
背中を押してしまいましたか・・・。
光栄です(^^)。
堤さんの石神、良かったです。原作も映画も、彼が靖子に惚れた理由がもうひとつ弱い気がするのですが、映画に関しては演技の力で理屈を超えた説得力があったように思います。