今回ご紹介する本も、書店でブラブラしていたときに偶然発見して購入したもので、こういうことがあると1日幸せだったりします

初見健一「まだある。文具・学校編」(大空ポケット文庫)
「今でも買える“懐かしの昭和”カタログ」というサブ・タイトルが示すとおり、1960〜70年代の子どもたちが親しみ、今もまだ販売されている文具・学校用品100点が写真入りで紹介されています。
トモエそろばん、地球ゴマ、ニッカー・ポスターカラー、ギターペイント、教育おりがみ、ぺんてるくれよん、しろうさぎ紙せっけん、カラーハーモニカ、ローネンド、サクラ三重筆洗い、サクラクーピーペンシル、ロケットペンシル・・・。
名前を見てもピンと来ない方は、ぜひこの本を手に取ってご覧下さい。僕も名前こそ忘れていても、9割ぐらいは実際に自分が使っていたか、覚えのある品々で、懐かしく楽しく読みました。会社のアルバイト君(大学生)に見せたら、彼らが知っている製品も多く、その世代を越えるロングセラーぶりに感心(もちろん、そういうモノを集めた本なのですが・・・)。
この「まだある。」シリーズには、ほかに「食品編」(サイコロキャラメル、ココアシガレット、パラソルチョコレート、ホームランバーetc.)があり、そちらも購入しました。まもなく「生活雑貨編」が刊行されるそうで、楽しみです。お風呂やトイレに入るときなど、こま切れの時間をつぶすのに最適(ほめ言葉)の「和み系」文庫本です

また、オフィシャル・サイトもあり、本に掲載された品々の一部と、掲載されなかったその他の「まだある」グッズも紹介されています。こちらも懐かしさ爆発です。
「まだある。」オフィシャル・サイト「まだあるなび」
http://www.ozorabunko.jp/arunavi/
ところで、「大空ポケット文庫」も、発行元の大空出版という会社名も聞いたことないなぁと思っていたのですが、もともとは編集プロダクションとして2000年にスタートした新しい出版社で、「まだある。」が初めての文庫本なんですね。現在のところ、取り扱い書店は限定されているようです(「まだあるなび」参照)。
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