映画『アイ・アム・ナンバー4』

　妙にSFづいていますが・・・。『トランスフォーマー』シリーズの監督マイケル・ベイとドリームワークスが製作した『アイ・アム・ナンバー4』を梅田ブルク7にて。


Story
特殊能力を持ちながらも自らの運命に気づかず、何者かに命を狙われ続ける9人の若者たち。世界中に散らばり、幼いときからそれぞれの守護者とともに正体を隠して生きてきた。ある夜、ナンバー1と2に続くナンバー3の死を知ったナンバー4は、身の危険を察知し、守護者ヘンリーとともにオハイオ州の田舎町パラダイスの外れに移り住み、作家とその息子ジョンとして暮らし始める。外出を禁じるヘンリーに逆らい、ハイスクールへの通学するジョン。彼が求めていたのは普通の若者らしい日常だった。ジョンはハイスクールでサラと出会い、強く惹かれあう。だが、ジョンの身体に異変が。授業中、激痛とともに両手に光が現れたのだ。必死に隠したものの、気を失ってしまうジョン。それは“レガシー（遺産）”と呼ばれるパワーの覚醒だった。ヘンリーはジョン自身がコントロールできるようになるまで、パワーの使用を禁じる。しかし、カーニバルの夜、サラの元恋人のマークたちによって彼女の身に危険が迫った瞬間、パワーが再び溢れ出す。怒りに身を任せてしまったことを後悔するジョンだが、UFOオタクのサムに現場を目撃されていた。数年前に謎の失踪を遂げた宇宙研究家の父を持つサムは、失踪の原因とジョンの正体の関係を疑う。ジョンがパワーを使用したと知り、一刻も早く町を出るよう促すヘンリー。だが彼には、運命に立ち向かう決意が生まれていた。さらに、仲間を求め続けてジョンの足跡を探し出した者がいた。幼いときに守護者を殺され、1人で生き抜いてきた女戦士ナンバー6だった。やがて、謎の敵との壮絶な戦いの火ぶたが切って落とされる。
（Movie Walkerより）


　ジョンやヘンリーは何者なのか？彼らを殺そうとする敵の正体は？・・・という謎で引っ張るのかと思ったら、そこは早々にあきらかに。人型の異星人どうしの、そして巨大モンスターどうしのSFアクション・バトル・頭からっぽ・ムービー。

　で、ちょっぴり、アメリカン・ハイスクール・青春（暗め）ムービーの要素も。

　僕は結構好きです。

　ヒロイン・サラ役のダイアナ・アグロンがキャメロン・ディアズ顔で、個人的にツボ。主役のアレックス・ペティファーとこの映画での共演がきっかけで一緒に住んでいたけど、破局したそうです。

　それにしても、9人のうち3人は死んだとして、残り6人のうち登場したのはナンバー4のジョンとナンバー6のみ。最後は残りのメンバーを探しに旅に出るところで終わりますが、敵が全滅ならその必要もないわけだし・・・。ジョンが持つ凄い力についても、全てが明らかになったとは言えない。

　続編があっても、おかしくない感じですね。


『アイ・アム・ナンバー4』公式サイト
http://www.movies.co.jp/no4/


　ところで、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』DVD。

　コレクターズ・エディションを購入した理由は、特典DVDの「VFXメイキングBefore⇔After」と「360°ギャラリー」だったんですが・・・。「Before⇔After」は、VFX合成前後の映像が比較できるだけ近く、もっとじっくり過程を見せてほしかった。。。「360°ギャラリー」も「劇中登場の戦艦・戦闘機を360°自在に見られる」とあったので、「全方向から自由に見られる」と思って、楽しみにしていたのに、ただ同一方向に1回転するだけ・・・。がっくり。