2012年02月09日

映画『ロボジー』

 『ウォーターボーイズ』(2001年)、『スウィングガールズ』(2004年)の矢口史靖監督、『ハッピーフライト』(2008年)以来の最新作です。

 1月14日(土)からの公開でしたが、TOHOシネマズ梅田では、もう小さなシアター4(92席)での上映になっていました。1月21日〜1月22日の興行成績ランキングでは初登場第1位。でも、その後ほぼ毎週順位が下がっているようで・・・。

 でも。

 家の中と劇場の区別がつかないアホな若い女の子が1名いて、ちょっと不愉快でしたが、映画そのものは、いい意味で軽く、なかなか楽しめました。でも、彼氏はちゃんと注意しなさいちっ(怒った顔)


Story
家電メーカー木村電機の窓際社員・小林(濱田岳)、太田(川合正悟)、長井(川島潤哉)の3人は、ワンマンな木村社長(小野武彦)から流行の二足歩行ロボットの開発を命じられる。近く開催されるロボット博での企業宣伝が目的だった。しかし、ロボット博まであと1週間という時期に、製作中のロボット“ニュー潮風”が誤作動から大破してしまう。窮地に追い込まれた3人は、会社に内緒でロボットの中に人間を入れてごまかす計画を立案。ロボットの外装にぴったり収まる人間を探すため、架空のオーディションを開き、仕事をリタイアして久しい独り暮らしの老人、73歳の鈴木重光(五十嵐信次郎)を採用する。ロボット博での活躍により“ニュー潮風”は一躍世間のヒーローとなり、マスコミで、全国のイベントで、引っ張りだこ。鈴木は、小林たち3人の足下を見て、高級ホテル、温泉、絶品料理、マッサージと我が儘放題。さらに、ロボット博で助けられ“ニュー潮風”に恋をしたロボット研究会所属の理工学部生・葉子(吉高由里子)も巻き込み、事態は思わぬ方向へ転がり出す・・・。
(Movie Walkerより改変)


 主役の「五十嵐信次郎」とは、ミッキー・カーチスさんが今作のために付けた芸名。

 公開前に公式サイトを見たときは「主人公・鈴木重光を演じるのは、シルバー人材センターで働くリアルなおじいちゃんを含め200人を超えるオーディションで、73歳にして主役の座を射止めたシンデレラボーイ、五十嵐信次郎」としか書いていないので、てっきり素人さんだと思っていました。

 妻に先立たれて独り暮らし、離れて暮らす娘や孫とは疎遠気味で本当はうまくやりたいのに、素直になれない“鈴木さん”の造形が上手い。

 ロボット工学のド素人に近い小林たち3人が、葉子の所属するロボット研究会主催の講演会に講師として招かれ、学生たちの技術的・専門的な鋭い質問に「君たちはどう思う?」と質問で質問に答えながら、いつしか講演会が大がかりな擬似設計会議のようになって、3人のロボット技術者としてのレベルが向上する・・・そんなストーリーの運び方も上手い。

 エンディングのまとめ方や細かい笑いの演出など、矢口監督は達者です。各映画ブログでも概ね好評。

 でも、しかし、やっぱり。『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』のような、ドキドキ楽しく熱い映画を超えるのは、難しいですね。無いものネダリかなぁ・・・ふらふら

 “五十嵐信次郎とシルバー人材センター”が歌うエンドロール曲は懐かしの名曲(迷曲?)「MR. ROBOTO」のカバー。ボーカル五十嵐信次郎が、なかなかカッコイイです。


『ロボジー』公式サイト
http://www.robo-g.jp/


posted by ふくちゃん at 21:24| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(17) | Cinema Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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