2013年09月20日

映画『ベニシアさんの四季の庭』

 人生初銀座。

 シネスイッチ銀座で『ベニシアさんの四季の庭』を鑑賞しました。14:30の回を観るつもりで出かけましたが、満席ということで、16:45の回の座席を押さえて、一旦新宿まで戻りました。

 15:30頃、再び銀座に行き、あちらこちらぶらぶらと歩いた後、劇場へ。この回もなかなかの客の入りでした。

 元々はNHK BSプレミアムで2009年4月から4年間に渡り『猫のしっぽカエルの手 京都大原ベニシアの手づくり暮らし』というタイトルで放送されたドキュメンタリー番組です。

 今、NHK教育テレビ(Eテレ)で再放送していますね・・・。映画と内容がどの程度重複しているのか、していないのかは分かりません。英国貴族の血をひく女性の京都大原での日々とこれまで人生が淡々と映し出されます。


Story
イギリスの貴族の家系に生まれたベニシア・スタンリー・スミスさんは華やかな社交界で心の安らぎを得ることができず、19歳のとき祖国を旅立ちインドへ。本当の幸せとは何かを求めて放浪した果てにベニシアさんがたどり着いたのは、鹿児島、東京、そして京都・大原だった。折々に美しい山里の四季、今に息づく昔からの知恵・・・そんな大原に理想郷を見出した彼女は、築100年以上の古民家で、およそ100種類ものハーブを庭で育てながら、自然と調和した暮らしを営んでいる。
(Movie Walkerより)


 子供時代を過ごしたイギリスの邸宅は“豪邸”という言葉では足りないほど。でも、日本で素敵な田舎ぐらしを営む優雅な女性・・・というだけの方ではありませんでした。

 最初のご主人との間に生まれた3人のお子さんのうち長女のジュリーさんはシングル・マザーになったものの、直後に統合失調症を発症。ベニシアさんの孫にあたる浄(じょう)君はすくすく育っていますが(中学2年生)、ジュリーさんはまだ回復途上。

 再婚相手の正さんとは男の子(悠仁君・現在大学2年生)をもうけて幸せに暮らしてきましたが、正さんが一時期別の女性を追いかけて別居。ベニシアさんの下に戻ってきた後は更年期障害、さらにはロッククライミングで落下して生死の境を彷徨います。

 当然ベニシアさんも辛い時期があったのでしょうが、そういうものを全て受け入れて前向きに楽しく過ごされているようです。正さん、悠仁君、ジュリーさん、浄君、そして前夫とのお子さんがもうひとり(名前を忘れました)、揃って食事をされるシーンにそれが象徴されているように思いました。

 僕がこの映画から “癒し”を感じるというよりも(大原の四季は美しいです)、“人間万事塞翁が馬”とか“禍福は糾える縄の如し”という言葉を連想しました。「許すとは過去を手放すこと」という言葉が印象に残ります。


『ベニシアさんの四季の庭』公式サイト
http://venetia.jp/
posted by ふくちゃん at 21:44| 兵庫 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Cinema Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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