2008年02月11日

映画『歓喜の歌』

 今日は以前から一度行ってみたいと思っていた三宮のOSシネマズミント神戸へ出かけました。お目当ては15:30からの『チーム・バチスタの栄光』。ところが、14:30に着いたものの、全席売り切れバッド(下向き矢印)

 ということで、JR新快速で一駅の神戸駅へ移動。シネカノン神戸で、16:00からの『歓喜の歌』を鑑賞することに。その近くのシネモザイクでも16:00から『チーム・バチスタ〜』やってるんですけど、きっと混んでいるだろうと諦めました。

 15:00に劇場に到着すると、整理券番号は「2」。凄い落差だわーい(嬉しい顔)

 シネカノン神戸も初めての映画館です。こじんまりして、少しうら寂しい佇まいあせあせ(飛び散る汗)。でも嫌いな雰囲気じゃありません。

 原作は、立川志の輔さんの創作落語。『フラガール』、『パッチギ』のシネカノン製作ということで、期待しつつ上映開始。


Story
みたま町の文化会館に勤める飯塚主任(小林薫)は、外国人ホステスに入れあげて借金をつくり、半年前に市役所から飛ばされてきたダメ公務員。年も押し迫った12月30日の朝、飯塚は1本の電話を受ける。それは大晦日の夜に文化会館でコンサートを予定している「みたまコーラスガールズ」からの予約確認の電話だった。その横で部下の加藤(伊藤淳史)が青くなっていた。というのは、「みたまレディースコーラス」からも大晦日の同じ時間の利用予約を受けていたからだ。どちらも半年前に予約のWブッキング。「どうせオバさんたちの暇つぶしだから、簡単に調整できるだろう」とどこまでもテキトーかつ楽観的な飯塚だったが・・・。元小学校の音楽教諭で、主婦の五十嵐純子(安田成美)が指揮兼リーダーの「みたまコーラスガールズ」にとっては、家事や仕事や雑事など忙しい合い間を縫って1年半の練習を重ねてきて、初の発表会。松尾みすず(由紀さおり)率いるセレブ・ママ達の「みたまレディースコーラス」にとっては、結成20周年記念の大事なコンサート。双方譲らず、右往左往する飯塚だが・・・。


 仕事への情熱や責任感はまるで無し。市民には杓子定規の対応で、自分には甘く、いいかげん。妻・さえ子(浅田美代子)にも見放された、情けなくも、どこか憎めないダメ男。小林薫さんの演技が凄くいいですぴかぴか(新しい)

 そんな飯塚がいつもお昼の出前を頼む北京飯店。ある日、ラーメンを注文したのに間違ってタンメンを配達した出前持ちを、Wブッキングをしでかした自分の仕事ぶりは棚に上げて詰ります。後刻、そのお詫びに焼きたての餃子を届けに来た女将さんの娘から、洋服のリフォーム店とその隣の旦那(入院中)が営む北京飯店の両方を切り盛りしながら、コーラスの練習に励む母親の話を聞きます。

 飯塚が心を動かされて、2つのママさんコーラスのために奔走するきっかけとなるこのエピソードはじわっと来ますねもうやだ〜(悲しい顔)

 「みたまコーラスガールズ」の面々に比べて、「みたまレディースコーラス」の登場人物の横顔がほとんど描かれない(片桐はいりさん、もったいない)。セレブな彼女達が決して趣味や道楽だけでコーラスを続けているわけではないことを示すエピソードが取ってつけたように唐突で、その他にも細かいエピソードを盛り込み過ぎ。最後の合唱のシーンはもっと長回しで音楽の力を見せて欲しかった・・・などなど残念なところもあります。

 でも、全体としてはクスクス笑えて、ちょっぴり感動して、しっかり楽しめましたるんるん。リアリティのないところも多々ありますけど、そこは一種のおとぎ話と思えば。それに、飯塚が完全に真っ当な人間に生まれ変わるのではなく、ひょっとしたらすぐに元に戻るのでは?と感じさせるような描き方もバランスが良く、なかなかの佳品だったと思います。

 合唱映画といえば、『うた魂(たま)♪』も楽しみだなぁ。

『歓喜の歌』公式サイト
http://www.kankinouta.com/


posted by ふくちゃん at 23:53| 兵庫 ☁| Comment(2) | TrackBack(8) | Cinema Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私が観に行ったときは、満席で、補助席まで登場するくらいでした。
バチスタの方もすごい人でしたが・・・。
(実は同じ日に観ました)。
そう言えば片桐はいりさん、出てたなぁ、それくらい印象が薄いですね。残念です。
Posted by めい at 2008年02月14日 05:44
>めいさん。
片桐はいりさんをあんな使い方するなんて、ある意味贅沢ですね(笑)。
Posted by ふくちゃん at 2008年02月14日 23:38
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