2014年05月07日

映画『ある過去の行方』

 本日は新宿シネマカリテにて、『ある過去の行方』を鑑賞。シネマカリテって、まだ1周年なんですね。武蔵野館と同じ会社が運営するミニシアターは、お洒落過ぎず、なかなか良い雰囲気です。


Story
フランス人のシングルマザー、マリー=アンヌ(ベレニス・ベジョ)は夫と別れて4年。正式な離婚手続きのため、今はテヘランで暮らすアーマド(アリ・モッサファ)をパリに呼びよせる。アーマドがかつて妻や娘と過ごした家を訪れると、そこではマリー=アンヌの新しい恋人サミール(タハール・ラヒム)親子との新生活が始まっていた。だが、マリー=アンヌからサミールと再婚する予定だと聞かされたアーマドは、彼らの間に不穏な空気を感じ取る。そんな中、長女リュシー(ポリーヌ・ビュルレ)との関係に悩んでいたマリー=アンヌから、娘の本音を聞き出してほしいと頼まれたアーマドはリュシーから衝撃の告白を受ける。やがて、彼らが背負う過去と数々の真実が浮かび上がり、マリー=アンヌとサミールはそれぞれの過去にひきずられながら、自ら運命を変えていくのだった・・・。
(Movie Walkerより)


 上のStoryだけ読むと、単なるメロドラマや人情噺を連想するかもしれません。

 ところが、実際は実にサスペンスフルな映画・・・という評価を『銀の街から』で読んだからこそ、観に行ったのですが・・・。

 いつものことながら、沢木耕太郎さんの映画評は「観たい!」と思わせる。

 結局のところ、サミールの妻(元妻?)を自殺に追い込んだ(→死なずに植物状態となり入院中)のは誰なのか?二転三転しながら、真相は分からずじまい。

 ですが、とにかく見せ方、語り方が上手い。

 説明的なセリフや描写を用いず、シーンや会話を重ねる中で、登場人物たちの関係性や背景を物語る。その緊張感。

 サミールとマリー=アンヌ、マリー=アンヌとアーマド、アーマドとサミール、サミールとリュシー、アリー=アンヌとリュシー。彼らの関係がどう転んでいくのか、破綻するのか、ハッピーエンドとなるのか、ドキドキしながら観ていました。

 結末はちょっと煮え切らない感じがしましたが、充分楽しめました。


『ある過去の行方』公式サイト
http://www.thepast-movie.jp/
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2014年04月22日

映画『世界の果ての通学路』

 雨の降る中、久しぶりの映画。最近、本当に観たいと思う映画が少ない。原作や実話に寄り掛かった作品(もう飽きてきた)ではなく、映画オリジナルのフィクションの力を感じさせてくれる作品が観たいと思う今日この頃なのです。

 と言いつつ、フランスのドキュメンタリー映画『世界の果ての通学路』をシネスイッチ銀座にて鑑賞しました。


Story
アフリカのケニア、サムブル族の11歳の少年ジャクソンは、6歳の妹サロメを連れて、ゾウやキリン、シマウマなど野生動物が出没するサバンナを15km、毎日2時間小走りで学校に通う。アルゼンチンのアンデス山脈、人里離れた牧場で暮らす11歳の少年カルロスは6歳の妹ミカイラを乗せて馬を駆り、パタゴニアの山々や美しい平原を18km、1時間半をかけて通学する。3000m級の山が連なるモロッコのアトラス山脈の中心部、イムリル谷近くの辺境の地に住むベルベル人の12歳の少女ザヒラ。毎週月曜日の夜明けに起き、友達のジネブ、ノウラと一緒に22kmの道を4時間かけて全寮制の学校まで歩く。インドのベンガル、足に障害を抱える13歳の少年サミュエルは、2人の弟にぼろぼろの車椅子を押してもらいながら1時間15分かけて4kmの道のりを通学する。なぜ、彼らはそこまでして学校に通うのか・・・。4人は将来の夢を語る。
(Movie Walkerより)


 ドキュメンタリー作品も、実はあまり好きではありません。人が人を撮り、作品にする以上、そこには必ず演出があるはずです。演出無しで良い画が撮ることはできないと想像します。

 今回の作品でも、子どもたちやその親の会話の中に説明的なものがあり、どう考えても日常会話ではなく、“セリフ”だなと思われるところがあり、ちょっと萎えました。

 ドキュメントなら本に限る(小説と比べて、ほとんど読みませんが)たらーっ(汗)

 しかしながら、数km〜数十kmの道のりを、バスや電車や車に頼ることもなく(彼らが住むのは開発された町ではない)、1〜数時間かけて通学する様には、感心するやら、圧倒されるやら・・・微笑ましくもありますが、本当に大変なことです。

 子どもたちの通学路は決して楽なものではありません。例えば、サバンナでは野生のゾウに襲われて命を落とす子どもいるそうです。ジャクソンとミカのご両親は、2人が無事に学校に通えるよう、毎朝お祈りを捧げるほどです。

 僕なら、あんなだだっ広い、道も標識もない場所を何キロも歩くなんて、道に迷って死にます。学校になんか行きません。

 それでも、彼らは学校で勉強したいのです。家族もそれを応援しているのです。最後に将来の夢を真摯に語る、少年少女らしい真っ直ぐな、それでいて普段の無邪気な雰囲気とは異なる大人びた表情には、感じるものがあります。

 もっと近くに学校があれば・・・。でも、人口集積などの状況から難しいのでしょう。

 もっと学校の近くに引っ越せば・・・。でも、生まれ育った土地を、本人もご家族も愛しているのでしょう。

 そういう点では、日本は恵まれていますね。そのかわり、学校で学ぶこと、教育を受けること、それがいかに貴重なことであるか、普段は忘れているように思います(僕も)。

 日本の学校や教育には、別の問題もいろいろあるわけですが・・・。

 この映画に登場した子どもたち、似たような境遇で頑張るその他の大勢の子どもたちの夢がかなえばいいなと素直に思います。


『世界の果ての通学路』公式サイト
http://www.sekai-tsugakuro.com/
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2014年03月24日

映画『オール・イズ・ロスト 最後の手紙』

 今年はなかなか心惹かれる作品が見当たらないような気がします。そんな中、たまたま目に入ったのがこの作品。

 出演者は、ロバート・レッドフォードただひとり。セリフもほとんどない・・・ということで、興味を持ちました。


Story
スマトラ海峡から3150キロ沖。すべて失った・・・すまない・・・。男(ロバート・レッドフォード)の呟きが響く。事の起こりは8日前。インド洋をヨットで単独航海していた男は、水音で目を覚ます。気が付くと船室が浸水していた。海上を漂流していたコンテナが激突し、ヨットに横穴が開いたらしい。航法装置は故障、無線もラップトップも水浸しで使い物にならない。しかし、これは始まりに過ぎなかった。雨雲が迫り、雷鳴が轟き、暴風雨が襲う。嵐が去った後、男は過酷な現実に直面する。ヨットは決定的なダメージを受け、もはや浸水は止めようがない。ヨットを捨てることを決意した男は、食糧とサバイバルキットを持って救命ボートに避難。ここは一体どこなのか?助けはやってくるのか?ボートも浸水し、飲み水や食糧は底を突き、危機的な状況は続く。ギリギリまで踏ん張ったものの、望みは確実に断たれようとしていた。運命に見放されようとした時、男は初めて自分自身の本当の気持ちと向き合う。一番大切な人に向けて、読まれるかどうかわからない手紙に、偽りのない気持ちを綴り始め・・・。
(Movie Walkerより)


 劇場は、初めての新宿シネマカリテ。なかなか雰囲気のあるミニシアターでした。

 しかし、僕にはよくあることですが、眠かった・・・。

 映画のせいでなく、自分のせいですが・・・。

 それにしても、セリフがほとんどないだけなく、背景の説明も全くないんですね。男の名前も素性も、なぜひとりで航海しているのか、誰になぜ手紙で謝っているのか。

 でも、しっかりドラマがある。

 恐怖を感じたり、希望を抱いたり、絶望したり・・・主人公と同化して愉しむ作品ですね。

 76歳のロバート・レッドフォード・・・渋い。この映画の水中シーンの撮影の影響で聴力の60%を失ったそうです。過酷だなぁ〜。


『オール・イズ・ロスト 最後の手紙』公式サイトhttp://allislost.jp/
posted by ふくちゃん at 20:57| 兵庫 | Comment(0) | TrackBack(0) | Cinema Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月03日

映画『家路』

 3.11からまもなく3年。ドキュメンタリー界では有名(らしい)な方が、フクシマを舞台に初めて作り上げた劇映画。


Story
震災後の福島。次郎(松山ケンイチ)は、立ち入り禁止区域となった故郷に帰ってくる。ある“事件”の罪をかぶって東京に去り、もう二度と帰らないと決意していたはずの故郷が無人になった今だからこそ戻ってきたのだ。一方、腹違いの兄・総一(内田聖陽)は、妻・美佐(安藤サクラ)と一人娘、そして継母(次郎の母)・登美子(田中裕子)と故郷を離れ、狭い仮設住宅で暮らしている。総一は生きる気力を失い、美佐は今の生活から逃れるようにデリヘルで働いていた。登美子は、総一と美佐に遠慮しながら、血のつながらない家族との同居を続けている。現実を受け入れているように見えながら、心の中には地域の権力者だった亡夫の下で小作人のように働いていた過去と、夫に言われるがまま息子を出て行かせたことへの後悔があった。やがて、行方の知れなかった次郎の帰還を知った総一は、故郷に向かう。田畑を耕しながらここで人生をやり直したいという次郎に、総一は抱え込んでいた複雑な思いをぶつける。登美子に会うため、次郎は総一に連れられ、仮設住宅へ。何事もなかったかのように、米の生育の話をする登美子と次郎。次郎は、認知症気味の登美子を故郷に連れ帰り、2人で暮らすことに決める。そして、2人を送り届けた総一も、別の土地で生き直すことを模索し始める・・・。
(Movie Walkerより改変)


 声高に何かを主張することはなく、淡々と進んでいきます。それだけに、ところどころハッとするセリフや巧まざるユーモアが漂うシーンもあるのですが、全体としては心を揺り動かされることはそんなにありませんでした。

 でも、“故郷”って不思議なものです。たまたまそこで生まれ育ったというだけなのに、なぜこんなに吸引力があるのでしょう(いや、なかには、故郷には絶対戻りたくないという人もいるのでしょうが)。

 そこに還ることができない・・・というのは辛いです。

 僕も今はほとんど新宿ですが、関西から離れたくないです。


『家路』公式サイト
http://www.bitters.co.jp/ieji/
posted by ふくちゃん at 19:24| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Cinema Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月14日

映画『エージェント:ライアン』

 降りしきる雪の中、『ジャック・ライアン』シリーズの最新作『エージェント:ライアン』(原題JACK RYAN:SHADOW RECRUIT)先行上映に行ってきました。

 ちなみに過去の映画シリーズ、アレック・ボールドウィン主演『レッド・オクトーバーを追え!』、ハリソン・フォード主演『パトリオット・ゲーム』および『今そこにある危機』、ベン・アフレック主演『トータル・フィアーズ』のいずれも観ていません。

 原作シリーズも読んでいません。

 今作は過去の続編ではなく、最後は大統領まで上り詰めるジャック・ライアンの若き日、CIAエージェントとして携わる初の事件を描いた、昨今流行のリブートもの。


Story
全世界を標的とした大規模テロ計画がロシアで発覚、CIAは真相を暴くため、ウォール街に勤務する若き経済アナリスト、ジャック・ライアン(クリス・パイン)をスカウトし捜査を開始する。だが突然現場の最前線へ放り込まれたスパイ経験ゼロの彼を待ち受けていたのは、恐るべき巨大な陰謀であった。世界経済を牛耳るロシアの実業家チェレヴィン(ケネス・ブラナー)、不可解な行動をとるCIA上官ハーパー(ケヴィン・コスナー)・・・。誰を信用すべきか、何が真実なのかはっきりしない中、その天才的な情報分析力を武器に“エージェント・ライアン”はポスト9.11の全く新しいテロに挑んでいく・・・。
(Movie Walkerより)


 ロンドンの学校で博士号取得を目指していたライアン。母国アメリカの9.11テロのニュースに触れ、アメリカ軍の少尉としてアフガンへ。ヘリが作戦区域にたどり着く直前、砲撃を受け、超人的な活躍で部下を救うものの自らは重傷を負い、リハビリ生活へ。日常生活に復帰後、CIAから分析官にスカウトされ、博士号取得後、投資会社へ(もちろんCIAの分析官であることとその任務は極秘)。

冒頭からここまで、一気にハイテンポで魅せます。期待しましたが、そのハイテンポが仇になったかもしれません。

終盤の大活躍が唐突過ぎるように感じました。彼の能力のバックボーンをもう少し丁寧に描写しておけば良かったと思います。

スパイ・アクション映画として、手堅くまとめられた作品だとは思います。でも、アメリカVS.ロシアという構図はいささか古いし、展開的にも、アクションの面でも、『ミッション・インポシブル』シリーズのように、もう少し破天荒なところがある方が、カタルシスを感じられたと思います。


『エージェント:ライアン』公式サイト
http://www.agentryan.jp/


 『銀河英雄伝説』も再アニメ化されるらしい。原作小説も、アニメも素晴らしいから、相当ハードルは高いかもしれませんが、楽しみです。
posted by ふくちゃん at 19:55| 兵庫 🌁| Comment(2) | TrackBack(7) | Cinema Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月11日

映画『ラッシュ プライドと友情』

 先週末の東京は大雪でした。帰宅したときには、マンションの入り口から家のドアの前までたっぷりの雪。新宿で住んでいる2階建マンションは、オートロックのドアのすぐ向こうが中庭のようなもので、ロビーが無く屋根も無いのです。

 足首の上までズボズボ雪に埋まりながら、家に入りました。

 千葉では今日も雪が降ったようです。

 僕のマンションにもまだ溶け残った雪がどっさり。


 さて、2日間に渡って長時間労働となり昨日はヘロヘロでしたが、今日は久しぶりに映画へ。

 懐かしのF1ドライバー、ニキ・ラウダとそのライバル、ジェームズ・ハントの物語。でも、ニキ・ラウダの名前は覚えていますが、ジェームズ・ハントのン名前は記憶に無いです。それだけ、あの事故(知らずに観る方のため詳細は自己規制)の印象が強いのかな。

 子どもの頃に集めたF1のミニカーを思い出しました。


Story
沈着冷静で隙のないレース運びを誇るフェラーリのニキ・ラウダ(ダニエル・ブリュール)と、奔放な性格そのままマクラーレンを駆るジェームズ・ハント(クリス・ヘムズワース)。2人の天才は、正反対の性格と走り方のため、常に比較され、互いを意識し、衝突することもあった。1976年、前年チャンピオンのラウダは年間ランキングのトップを疾走していたが、ドイツ・ニュルブルクリンクのレース中にマンンの不調とミスにより壮絶な事故を起こす。大怪我を負ったラウダは生死の境をさまよい再起不能かと思われたが、6週間後、まだ傷が癒えないまま奇跡的に復帰。そして迎えたシリーズ最終決戦の日本・富士スピードウェイ。ラウダとハントは互いにライバル以上のつながりを感じながらレースに臨む・・・。
(Movie Walkerより改変)


 映画の感想の前に一言。

 今日、新宿ピカデリーの5番スクリーンで、I列4・5番に座った、僕よりもやや年配と思われる夫婦。ぶつくさ会話しおって!!二度と劇場に来るんじゃねぇ

 それにしても“プライドと友情”という邦題の副題はいただけませんね。語り過ぎですし、安っぽい。

 テスト走行を通じてマシン開発にも力を発揮し、コースの下見も行い、まるで優秀で几帳面なビジネスマンかエンジニアのように、勝利を重ねるラウダ。

 節制せず、享楽的な日々を過ごし、センスだけで走るハント。

 好対照のライバル2人の物語。実話に基づくだけに、鉄板ですね。

 自分がいない間にポイントを稼ぐハントに倒し、2年連続のチャンピオンになる・・・その執念だけで苦しい治療を乗り越え、瀕死の状態からたった42日でイタリアGPでサーキットに復帰(凄すぎる)。そして、まさかの結果。このあたりがヤマ場でした。

 ここで終わっても良かったと思うのですが、映画は最終の日本でのレースやその後のエピソードまで描きます。富士スピードウェイでのレースの顛末は、いかにもラウダらしい。

 F1に興味がない人でも普通に楽しめると思います。僕もF1を観ていたのは、ピケ、マンセル、セナ、プロストの頃だけですから。


『ラッシュ プライドと友情』公式サイト
http://rush.gaga.ne.jp/


 1月は結局1本しか観たい映画しかなかったので、今月からはもう少し劇場に行きたいです。
posted by ふくちゃん at 20:56| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(15) | Cinema Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月20日

映画『鑑定士と顔のない依頼人』

 2013年に鑑賞した映画。

 ベスト3は、

1位『かぐや姫の物語』
2位『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』
3位『そして父になる』

で決まり。

 ワーストは、『キャプテンハーロック』。

 さて、今日はようやく今年の1本目。新宿武蔵野館で『鑑定士と顔のない依頼人』を観賞。去年からずっと気にかかっていたんですけど、これまたようやくです。

 監督は僕の生涯ベスト作品『ニュー・シネマ・パラダイス』の巨匠ジュゼッペ・トルナトーレさん。

 それにしても、新宿武蔵野館は改装したんですか?少し垢抜けしましたね。


Story
ヴァージル・オールドマン(ジェフリー・ラッシュ)は、世界中のオークションで活躍する一流オークショニア〔競売人〕。早くに親を亡くし、結婚もせず、友人もいない人間嫌いのまま老齢を迎えた彼の楽しみは、自宅の隠し部屋の壁一面に飾った女性の肖像画鑑賞だった。自分が仕切るオークションで、パートナーのビリー(ドナルド・サザーランド)が名画を格安で落札するよう仕向け、自分のコレクションに加えていたのだ。そんな彼の元に、クレア・イベットソン(シルヴィア・ホークス)と名乗る女性から電話が入る。1年前に亡くなった両親が遺した家具や絵画を鑑定してほしいという依頼だった。指示された邸宅に向かったものの、彼女は姿を見せず、後日再び訪問したところ、使用人のフレッド(フィリップ・ジャクソン)が現れる。やむなく1人で家の中を見て回ったヴァージルは、地下室の床に転がった何かの部品に気付き、密かに持ち帰る。だが、鑑定が進んでもクレアは一向に姿を見せない。フレッドによると、クレアは27歳だが、奇妙な病気を患っており、11年の勤務中に一度も会ったことがないとのこと。やがて、修理屋のロバート(ジム・スタージェス)に調査を依頼していた謎の部品が、18世紀に作られた機械人形の一部である可能性が出てきた。数日後、“広場恐怖症”と呼ばれる病気により、“15歳から外へ出ていない”と告白したクレアに同情したヴァージルは、壁越しのやり取りに同意する。自由な出入りを許され、彼女が屋敷の隠し部屋で暮らしていることに気付くと、影に隠れて彼女の姿を目撃。美しいその素顔に、恋に落ちてしまう。再度の覗き見を彼女に見つかった時、ヴァージルは全てを打ち明け、遂に対面を果たす。互いに心を許してゆく2人。ところが、外出に強い拒絶反応を示していたクレアが、ある日忽然と姿を消す。果たして、鑑定依頼の本当の目的は?そして、クレアの過去に隠された秘密とは?謎はまだ、入り口に過ぎなかった・・・。
(Movie Walkerより若干改変)


 他に観たい作品もなく、なかなか劇場にも行けず、“映画飢餓状態”だったせいか、とても楽しめました。131分の上映時間もまったく感じません。

 二度見必至のどんでんがえし!・・・という宣伝ほどには、もう一度見なければ!とは思いませんでしたが。

 宣伝であまりに「二度見したくなる(どんでんがえしがある)」と言われると、こちらも警戒しますから(笑)。

 残酷で哀しい結末。孤独を楽しんできた老境の男が、愛する人や友人のいる人生の素晴らしさに気付いた後だけに・・・。
 
 でも、とにかく粋な映画。

 こういうニュアンスの映画は日本人には撮れないのではないかと思います。


『鑑定士と顔のない依頼人』公式サイト
http://kanteishi.gaga.ne.jp/


 映画の整理券を取ったあと、上映までかなりの時間があったので、スマホを機種変更しました。2年半、愛用してきたINFOBARもめっきり動きが遅くなってきたので・・・。

今回はDIGNOにしました。

 しかし、スマホの機種変更って、自分でインストールしたアプリの引き継ぎはできないんですね。いちいちもう1回手作業でダウンロード、面倒くさい・・・。
posted by ふくちゃん at 23:11| 兵庫 ☔| Comment(0) | TrackBack(9) | Cinema Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月21日

映画『永遠の0』

 原作を読んだのは3年前。それなりに面白かったようにも思います。でも、もう記憶が薄い・・・。しかも、映画化の話を聞いた時に「絶対に観に行こう!」とは思わなかったので、その程度の読後感だったのかも。自分の読書ブログの冬至の記事を読んでも、この原作をどの程度評価しているのか、よく分かりません


Story
2004年。佐伯健太郎(三浦春馬)は、今年も司法試験に落ち失意の日々を過ごしていた。祖母・松乃が他界し葬儀に参列するが、そこで祖父・賢一郎(夏八木勲)とは血がつながっていないことを知る。血縁上の祖父は、松乃の最初の夫で、太平洋戦争時に零戦パイロットとして出撃、終戦間近に特攻隊員となり散った宮部久蔵(岡田准一)という人物だった。健太郎はフリーライターの姉・慶子(吹石一恵)と共に、久蔵がどんな人物だったか調べようと、彼のかつての戦友を訪ねてまわる。しかし、その先々で海軍一の臆病者といった手厳しい評判を聞く。天才的な操縦技術を持ちあわせながらも、敵の駆逐よりも生還を第一に考えていたからだが、その裏には愛する妻・松乃(井上真央)と娘・清子の元に必ず生きて戻るという強い思いがあった。にもかかわらず、なぜ久蔵は最後に特攻の道を選んだのか。やがて久蔵の最期を知る人物に行き着き、健太郎は久蔵の懸命な思いを知る・・・。
(Movie Walkerより若干改変)


 監督が山崎貴さん(『ALWAYS 三丁目の夕日』『SPACE BATTLESHIP ヤマト』)だということも後で知ったぐらい、興味が無かった映画・・・。

 あれほど太平洋戦争を生き延びて家族の元に帰ることに執着していた久蔵が、なぜ特攻という死を選んだのか、もうひとつ腑に落ちなかった。理詰めで考えれば、
1)自分の教え子たちが若い命を特攻という愚劣な作戦で、自分の目の前で死んでいくのを見て、自分だけが生きて帰るわけにはいかないと思った。
2)身を挺して自分を守ってくれた教え子を死なせたくないと思った。
ということになるでしょうが・・・。自然に納得させて欲しいところです。果たして原作を読んだ時の僕は、納得したのだろうか・・・?

 あと(多分)原作を読んだときには気にならなかった松乃と“あの人(ネタバレ防止のため書けない)のロマンスですが、映像でやられると相当安いメロドラマのようでした。

 Web上のレビューでは評価が高く、「泣いた」という声も多いようですし、僕の隣の女性も泣いていましたが、どこに反応して涙しているのか、僕には分かりません・・・。

 ちなみに原作を読んだ直後の僕は「実在の人物の名前も登場するが、フィクションであり、架空の存在である宮部という男の生き方が迫ってくる。戦争とそこで無くなった命を美化することなく、かといって貶めることもなく、フラットに書かれているが、根底には戦争に対する怒りが流れている作品だと思う」と読書ブログに記しています。

 映画は原作に比べると、そういう点ではやや弱かったように感じました。


『永遠の0』公式サイト
http://www.eienno-zero.jp/


 おそらく、これが今年最後の劇場観賞。結局今年は31回、映画館に行きました。来年も良い映画に出会いたい。
posted by ふくちゃん at 23:31| 兵庫 ☔| Comment(0) | TrackBack(4) | Cinema Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月13日

映画『ゼロ・グラビティ』

 12月8日(日)20:30から23:00過ぎまで、新宿ピカデリーで行われた『宇宙戦艦ヤマト2199 帰還式』に行ってきました。第七章のBD・DVDバージョン(23話〜26話完全版)の上映と総監督の出渕裕さん、当初のイベント上映では未完成短縮バージョンの上映となった曰くつき(?)の第25話の絵コンテを担当した大倉雅彦さんによる「ヤマトーク」でした。

 1番シアターは満員御礼。意外にもこれまでの上映に比べて、女性客が多くいました。ちょっと音響的に高音部がキンキンして耳が痛かったですが、観るたびに同じところでウルウル(笑)します。来年の映画はやはり続編(「白色彗星帝国編」)ではないようです。

 そんな1番シアターで、本日より公開の『ゼロ・グラビティ』(原題Gravity)を鑑賞してきました。3Dメガネが、使用前にスイッチを入れて起動させるものに変わっていました。でも、僕、左目があまりほとんど見えないので、3D効果ほとんどないんだよね〜ふらふら

 今回はネタバレ気味感想です。


Story
地表から600kmの上空。すべてが完璧な世界で、誰もが予想しなかった突発事故が発生。ロシアが寿命の尽きた自国の衛星をミサイルで破壊。その破片により、他の衛星も破損。大量の破片に襲われたスペースシャトルの大破によって、船外でミッション遂行中のメディカル・エンジニアのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)と、ベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)の2人が無重力空間に放り出されてしまう。漆黒の宇宙で2人を繋ぐのはたった1本のロープのみ。残された酸素はわずか2時間分。地球との通信手段も断たれた絶望的な状況の下、果たして2人は無事に生還できるのか・・・?
(Movie Walkerから若干改変)


 本当に宇宙でロケしたかのような、超リアルな映像。宇宙空間は美しくもあり、恐ろしくもある。酔いそうなシーンもあります。

 冒頭では、サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーだけでなく、もうひとり宇宙飛行士が・・・。しかし、あっという間に退場。ジョージ・クルーニーも意外に早めの退場で、画面に映るのは、ほとんどサンドラ・ブロックのみです。

 ジョージ・クルーニー演じるマット・コワルスキーが実にいかした男。常に沈着冷静でユーモアがあります。絶望的な状況に置かれてもなお。とてもこんな男にはなれません・・・。

 ストーリーは、とにかくピンチに次ぐピンチ。映像の素晴らしさ、そして恐ろしさ(怖すぎる状況です)も相まって、釘付けです。

 観終わった後のカタルシスは、正直弱いかな。ライアンが助かるラストは予想通りですし・・・。まあ、こればっかりは仕方がない。

 一見の価値ある映像です。


『ゼロ・グラビティ』公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/gravity/


 ところで、「【Seesaaブログ】iTunesアフィリエイト、Dropbox、絵文字ボタンが記事投稿ページに追加されました」ということですが、新しい絵文字ボタンを投稿画面で押しも、「絵文字パレット」という文字が出るだけで、肝心の絵文字が出ませんぞ・・・。
posted by ふくちゃん at 22:11| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(15) | Cinema Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月30日

映画『サカサマのパテマ』

 珍しく続けてアニメ映画の鑑賞することに。場所は単館系の角川シネマ新宿。初参戦です。梅田ガーデンシネマと同じ系列の劇場ということで期待していましたが、ガーデンシネマの方が、お洒落でいい空間ですね。


Story
学校内で孤立気味の中等部2年生エイジ(声:岡本信彦)は、管理されたアイガ社会では珍しく教師にも反抗的な態度を示す不良っぽさのある少年だ。“かつて多くの罪びとが空に落ちた”と空を見上げることを忌み嫌うこの世界の慣習にも従わず、時折、学生寮を抜け出しては一人“空”を見上げている。そんなある日、突然現れた“サカサマの少女”パテマ(声:藤井ゆきよ)。必死にフェンスにしがみつき、今にも“空”に落ちそうな彼女を助けようと、エイジがパテマの手を握った瞬間、体がふっと軽くなり二人は空に浮かびあがる。落下する恐怖に慄くパテマと、想像を超える体験に驚愕するエイジ。この奇妙な出会いは、封じられた<真逆の世界>の謎を解く禁断の事件であった。しかしその頃、アイガの君主イザムラ(声:土師孝也)の元に“サカサマ人”が現れたとの報告が届く。イザムラは治安警察のジャク(声:安元洋貴)に、その“サカサマ人”を捕獲するよう命じるのだが・・・。
(Movie Walkerより)


 『かぐや姫の物語』を観た直後とあっては、映像表現としての斬新さでは劣ります。それでも、なかなか魅力的なビジュアル。日本のアニメーションって、本当に水準が高いと思います。

 ストーリーとしては、実験の結果、重力が反転して多くの文明と人類が空に“墜ちる”という大災害の後に生まれた地上の管理社会アイガと地底社会、重力の方向が上下反対の2つの世界の関係性が最後に反転するというオチが劇場で観た段階ではイマイチ理解できませんでした。

 アイガの禁を破って、忌むべき空へと向かおうとしたエイジの父の飛行船をエイジとパテマが発見した場所の意味も後で、ネット上で感想まとめのサイトを観て初めて理解できました。

 自分の理解力に難があったのかもしれませんが、実際に劇場で観ているときに理解できていたら、もっとこの作品に感心していたでしょう。

 でも、観ていて気持ちの良い映画だと思います。


『サカサマのパテマ』公式サイト
http://patema.jp/
posted by ふくちゃん at 19:44| 兵庫 ☀| Comment(0) | TrackBack(3) | Cinema Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月25日

映画『かぐや姫の物語』

 新宿ピカデリーにて『かぐや姫の物語』を鑑賞してきました。各回最大客席数の1番シアター(580席)での上映ですが、なぜか唯一小さな5番シアター(157席)で上映している11:40の回で。月曜日の午前中ですが、そこそこの入りでした。

 元々は興味のない作品でした。『風立ちぬ』では少々がっかりしましたし、今さら「かぐや姫(竹取物語)」と言われてもなぁ・・・と。

 予告編や広告ビジュアルにもピンと来ず、食指は動きませんでした。

 でも、「なぜ、かぐや姫が地球に来て、再び月に帰らなければならないのか。かぐや姫が、罰として地球に送り込まれることになった罪とは何なのか」− 原作では明確に描かれていないその“真相”に、高畑監督が50年以上も前に思い至っていたこと、それが今回の映画化に繋がったこと、原作の“かぐや姫”を感情移入できる生き生きとしたキャラクタに描き換えたこと・・・などを知り、興味が湧きました。

 宣伝、上手いな(笑)。


Story
竹から出てきたかぐや姫が美しく成長し、男性たちからの求婚をかわし、やがて月に帰っていく様を綴った『竹取物語』。日本最古の物語と言われている『竹取物語』を題材に、姫が犯した罪と罰を描く。
(Movie Walkerより)


 感想をまず一言で表せば、「なんだか、すごいものを観た」です。

 残念ながら、僕が興味を抱いた「かぐや姫が地球に送り込まれることになった罪とは何なのか」は詳細には描かれていませんでした。公式サイトの「監督の言葉」にあるように、そのエピソードはカットされたのです(パンフレットには、50年前に考え付いた、その着想が詳しく書かれています)。

 このエピソードを入れた方が、“姫の犯した罪と罰”というキャッチコピーの意味がより明確になったのでは?・・・と思います。

 でも、とにかく素晴らしい。

 特に、絵。このタッチと映像は、今まで観てきたどんなアニメとも違います。手書きの温かさがあり、淡い水彩画のようでありながら、色彩に富んで、生命感に溢れている。

 音楽、唄、音響、効果、声の演技と相まった素晴らしい(語彙が貧困だなぁ・・・)総合芸術を、片時も目を離さず、かじりついて観ていました。

 高畑勲、すげぇ!・・・と感嘆しながら(スタッフの力も大きいはずですが)。

 ジブリ作品に限らず、俳優さんがアニメの声を当てると、どうも棒読み読みというか、感情の籠らない感じがすることが多いのですが、それも皆無。アフレコではなく、プレスコ(先に台詞を録音してから、それに合わせて映像をつくる手法)だからでしょうか。とりわけ、翁役の故・地井武男さんの演技が印象的です。

 “かぐや姫”も、原作にはない幼少時代の描写を付加することで、監督の意図する通り、感情移入できる存在になっていました。

 主題歌も余韻があって、作品の世界観にピッタリです。

 当然ながら、感性は人それぞれ。僕とは全く異なる感想を持つ方もいるでしょう。でも、観るかどうか迷っている方には、「とりあえず観ろ!」と薦めたい作品です。


『かぐや姫の物語』公式サイト
http://kaguyahime-monogatari.jp/


 今日16:00から限定発売の『宇宙戦艦ヤマト2199第七章BD・DVDバージョン上映会』(新宿ピカデリー12/8(日)20:30〜23:00)のチケットも辛うじて取れたし、今読んでいる小説『蜩の記』もなかなか良いし、充実した休日となりました。
posted by ふくちゃん at 17:47| 兵庫 ☔| Comment(0) | TrackBack(14) | Cinema Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月15日

映画『清須会議』

 三谷幸喜さんの監督・脚本最新作『清須会議』を新宿ピカデリーにて。天気予報では寒いのは木曜日までということでしたが、今日も寒いですね。


Story
天正10年(1582年)。本能寺の変で、一代の英雄・織田信長(篠井英介)が明智光秀(浅野和之)に討たれた。跡を継ぐのは誰か・・・。後見に名乗りをあげたのは、筆頭家老・柴田勝家(役所広司)と後の豊臣秀吉・羽柴秀吉(大泉洋)であった。勝家は武勇に秀で聡明で勇敢な信長の三男・信孝(坂東巳之助)を、秀吉は信長の次男で大うつけ者と噂される信雄(妻夫木聡)を、それぞれ信長の後継者として推す。勝家、秀吉がともに思いを寄せる信長の妹・お市様(鈴木京香)は、最愛の息子を死なせた秀吉への恨みから勝家に肩入れ。一方、秀吉は、軍師・黒田官兵衛(寺島進)の策で、信長の弟・三十郎信包(伊勢谷友介)を味方に付け、秀吉の妻・寧(中谷美紀)の内助の功もあり、家臣たちの心を掴んでいくのだった。そんな中、織田家の跡継ぎ問題と領地配分を議題に“清須会議”が開かれる。会議に出席したのは、勝家、秀吉に加え、勝家の盟友で参謀的存在の丹波長秀(小日向文世)、立場を曖昧にして強い方に付こうと画策する池田恒興(佐藤浩市)の4人。様々な駆け引きの中で繰り広げられる一進一退の頭脳戦。騙し騙され、取り巻く全ての人々の思惑が猛烈に絡み合っていく・・・。
(Movie Walkerより)


 三谷さんの“笑い”の演出は、“ナチュラル”というより“作り込んだもの”という感じが強く出るタイプだと思うのですが、ハマると非常に面白い。でも、ハマらないと作為的な印象だけが残って、自然には笑えないのです。

 僕にとって、今回の作品は後者でした。

 それに、笑いの中にも、もっと権謀術数に富んだ、丁々発止、スリリングな駆け引きを見せてほしかったですね。織田信長亡き後の日本の支配者が決まる大きなターニング・ポイントとなる会議だったわけですから・・・。

 いちばん良かったのは、先日TV放映された『ステキな金縛り』の更科六兵衛さん(西田敏行)が登場したシーンかな。これは楽しかったです。

『清須会議』公式サイト
http://www.kiyosukaigi.com/
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2013年10月29日

映画『グランド・イリュージョン』

 マジック絡みの映画がわりに好きなので、『グランド・イリュージョン』(原題:NOW YOU SEE ME)を新宿ピカデリーにて。

 セリフに「メンタリスト」「メンタリズム」という言葉が出てきて、日本語字幕監修にDaiGOさんの名前が(笑)。


Story
アトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)ら4人のスーパー・イリュージョニスト・グループ“フォー・ホースメン”はラスベガスのでショーの最中に遠く離れたパリの銀行から金を奪うマジックで、観客の度肝を抜く。この複雑に計画された不可解な犯罪に、当局が動き出す。FBI捜査官のディラン(マーク・ラファロ)とインターポールのフランス人捜査官のアルマ(メラニー・ロラン)は、フォー・ホースメンがもっと大がかりな犯罪を行う前に阻止しようとするが、まったく尻尾を掴むことができない。捜査陣は、マジックの種を暴くことで有名なサディアス(モーガン・フリーマン)の協力を仰ぐが、フォー・ホースメンは誰よりも上をいっているのは明らかだった。彼らの最後のショーが終わるとき、フォー・ホースメンのトリックの秘密と彼らの目的が暴かれる・・・。
(Movie Walkerより)


 徹底的にお洒落、絢爛、スピーディー。娯楽映画の見本のような作品です。

 壮大なマジック(でも生のショーではなく、映画という映像技術だからなぁ〜とは思いつつ)と明かされるトリック。テンポが良すぎて、トリックを理解しきれませんが(笑)、面白いから許します(自分の頭の悪さは棚に上げて)。

 フォー・ホースメンの4人の他に黒幕がいるのか?

 4人も自分たちが何のためにイリュージョンと犯罪を行っているのか、本当は分かっていないのではないか?

 そんなことを感じながら、ラストでは驚きのどんでん返し。騙される爽快感。多分、いろいろ伏線を見落としているように思います。もう一度頭から観たら、より面白いかも。

 楽しかったです。

 早くも続編製作が決まったようですが(ただし、スタッフ、キャストは未定)、もし本当に実現したら観ます。

『グランド・イリュージョン』公式サイト
http://www.grandillusion.jp/
posted by ふくちゃん at 19:16| 兵庫 ☀| Comment(0) | TrackBack(15) | Cinema Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月04日

映画『地獄でなぜ悪い』

 最近は社会派のようだった園子温監督がまた(と言っても初期の映画は観ていない)振り切った映画を撮りました。まだ映画界からまともに相手にされない頃(15年以上前)に書いた脚本を基にした作品だそうです。


Story
ヤクザの武藤組組長・武藤(國村隼)は娘のミツコ(二階堂ふみ)を主演にした映画製作を決意する。娘を映画スターにするのは、武藤を守るため、刑務所に入った妻しずえ(友近)の夢でもあったからだ。10代の頃から偉大な作品を撮る日を信じてきた映画青年(長谷川博己)と、偶然出会ったミツコにお金で恋人役を頼まれて巻き込まれた通りすがりの普通の青年(星野源)を監督に迎え、スタッフ&キャストはもちろん全員ヤクザ。さらに、武藤組と抗争を重ねながらも、ミツコに恋心を抱き続けてきた池上組の組長・池上(堤真一)とその配下も巻き込んで、武藤組による池上組への殴り込みを映画として撮影することに決定。史上最も命がけの映画は、電光石火のごとくクランクイン。狂おしいほどまっすぐな想いが叶うなら、行く先が地獄でなぜ悪い!
(Movie Walker)


 映画は撮れなくても、映画への狂おしい情熱だけは燃やし続ける平田は、園子温監督の分身なんでしょう。

 その平田が10代の頃の仲間たちとようやく映画を撮ることになるまでが意外に長い。つまり、なぜヤクザの組長が、娘を主演女優に映画を製作することになるのか、その経緯の説明が長い。やや冗長に感じました。

 でも、いざ映画の中で映画の撮影が始まると、過剰、下品、暴走、生首、血飛沫、ブルース・リー(笑)。PG12作品ですが、僕の横に座っていた子どもたちは大笑いしていました。“良識派”の方々は眉をひそめるでしょうけど、ドリフやひょうきん族のドタバタを観ている感覚に近い気がします。おバカな映画です。最後の方で警察が介入して・・・というところはやや興ざめでしたが・・・。

 長谷川博己さんと堤真一さんの演技が最高に笑えます。


『地獄でなぜ悪い』公式サイト
http://play-in-hell.com/
posted by ふくちゃん at 19:47| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(4) | Cinema Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月25日

映画『そして父になる』

 カンヌ映画祭審査員受賞で話題、新宿ピカデリーで先行公開中の『そして父になる』を観てきました。福山さん目当てか、女性客の比率が高いように思います。


Story
学歴、仕事、家庭といった自分の望むものを自分の手で掴み取ってきたエリート会社員・野々宮良多(福山雅治)。自分は成功者だと思っていた彼のもとに、病院から連絡が入る。それは、良多とみどり(尾野真千子)の一人息子・慶多(二宮慶多)は、別の夫婦のあかちゃんと取り違えられていたというものだった。6年間愛情を注いできた息子が他人の子だったと知り、愕然とする良多とみどり。病院で弁護士とともに、取り違えられた先の斎木雄大(リリー・フランキー)・ゆかり(真木よう子)夫婦と会い。話し合う。やがて、雄大とゆかりの長男として育てられてきた本当の息子・琉晴(ファン・ショウゲン)ら3人の子どもも含めて、家族同士の交流が始まる。だが、子どもを取り換えるか、このまま暮らしていくか、血のつながりか、愛情をかけ一緒に過ごしてきた時間か。良多たち親の心も、子どもたちの心も揺らぐ・・・。
(Movie Walkerより改変)


 福山さん演じる良多は、高層マンションのオシャレな空間に住み、妻と子どもと“お受験”に臨み、仕事では大きな建築のプロジェクトを手がけ、自分と違って大人しい慶多には厳しい(裏にはどこか慶多への失望もあるようだ)。小さな電器店を営む庶民的な雄大・ゆかり夫婦のことは粗雑に見えるらしく、倫理意識は強いが、エリート意識が滲み出て、ちょっと嫌な奴です。

 慶多と琉晴の両方を引き取ろうとして、雄大・ゆかりに「いくら払えばいい?」と聞いて、みどりにも怒られたりするし。

 その後、結局2人の子どもを交換しますが・・・。

 大らかに子どもたちを包む雄大・ゆかり夫婦と違い、良多・みどり夫婦は慶多を想い、琉晴と良多はぎくしゃく。良多とみどりもぎくしゃく。

 一緒に過ごせば家族、血が繋がっていれば家族・・・というわけではないでしょう。他者(自分以外の者)と暮らすことの難しさ、親子というものの難しさと喜び、「そして父になる」というタイトルですが、良多がその入り口に立つところで映画は終わります。淡々と、でも繊細な物語は、いわく言い難い気持ちを運んできます。“感動”という分かりやすい言葉は使いたくない。

 リリーさん演じる雄大がホッとさせてくれます。滋味に富んだ作品です。


『そして父になる』公式サイト
http://soshitechichininaru.gaga.ne.jp/
posted by ふくちゃん at 21:33| 兵庫 ☔| Comment(0) | TrackBack(12) | Cinema Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月20日

映画『ベニシアさんの四季の庭』

 人生初銀座。

 シネスイッチ銀座で『ベニシアさんの四季の庭』を鑑賞しました。14:30の回を観るつもりで出かけましたが、満席ということで、16:45の回の座席を押さえて、一旦新宿まで戻りました。

 15:30頃、再び銀座に行き、あちらこちらぶらぶらと歩いた後、劇場へ。この回もなかなかの客の入りでした。

 元々はNHK BSプレミアムで2009年4月から4年間に渡り『猫のしっぽカエルの手 京都大原ベニシアの手づくり暮らし』というタイトルで放送されたドキュメンタリー番組です。

 今、NHK教育テレビ(Eテレ)で再放送していますね・・・。映画と内容がどの程度重複しているのか、していないのかは分かりません。英国貴族の血をひく女性の京都大原での日々とこれまで人生が淡々と映し出されます。


Story
イギリスの貴族の家系に生まれたベニシア・スタンリー・スミスさんは華やかな社交界で心の安らぎを得ることができず、19歳のとき祖国を旅立ちインドへ。本当の幸せとは何かを求めて放浪した果てにベニシアさんがたどり着いたのは、鹿児島、東京、そして京都・大原だった。折々に美しい山里の四季、今に息づく昔からの知恵・・・そんな大原に理想郷を見出した彼女は、築100年以上の古民家で、およそ100種類ものハーブを庭で育てながら、自然と調和した暮らしを営んでいる。
(Movie Walkerより)


 子供時代を過ごしたイギリスの邸宅は“豪邸”という言葉では足りないほど。でも、日本で素敵な田舎ぐらしを営む優雅な女性・・・というだけの方ではありませんでした。

 最初のご主人との間に生まれた3人のお子さんのうち長女のジュリーさんはシングル・マザーになったものの、直後に統合失調症を発症。ベニシアさんの孫にあたる浄(じょう)君はすくすく育っていますが(中学2年生)、ジュリーさんはまだ回復途上。

 再婚相手の正さんとは男の子(悠仁君・現在大学2年生)をもうけて幸せに暮らしてきましたが、正さんが一時期別の女性を追いかけて別居。ベニシアさんの下に戻ってきた後は更年期障害、さらにはロッククライミングで落下して生死の境を彷徨います。

 当然ベニシアさんも辛い時期があったのでしょうが、そういうものを全て受け入れて前向きに楽しく過ごされているようです。正さん、悠仁君、ジュリーさん、浄君、そして前夫とのお子さんがもうひとり(名前を忘れました)、揃って食事をされるシーンにそれが象徴されているように思いました。

 僕がこの映画から “癒し”を感じるというよりも(大原の四季は美しいです)、“人間万事塞翁が馬”とか“禍福は糾える縄の如し”という言葉を連想しました。「許すとは過去を手放すこと」という言葉が印象に残ります。


『ベニシアさんの四季の庭』公式サイト
http://venetia.jp/
posted by ふくちゃん at 21:44| 兵庫 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Cinema Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月09日

映画『キャプテンハーロック』

 『キャプテンハーロック』と『共喰い』どちらを観るか、少し迷いましたが(どんな比較だ)、怖いもの見たさで『キャプテンハーロック』へ。


Story
人類は銀河の果てまで進出し、爆発的に人口を増やしたものの、種としての終焉を迎えつつあった。最期は地球で・・・。しかし、全人類を受け入れる余地は地球にはない。地球への居住権を巡って紛争が繰り返される時代が訪れる。やがて地球連邦政府は地球を不可侵の聖域とし、何人も居住不可とする。そんな中、4隻のデス・シャドウ級宇宙戦艦が地球封鎖のために建造され、その4番艦艦長にハーロック(声:小栗旬)が任命される。だが、地球防衛のために戦い、英雄と呼ばれていたハーロックは、地球連邦政府を裏切り、姿を消してしまう・・・。やがて、艦首に巨大な髑髏を刻んだ海賊船を駆りながら現れたハーロック。宇宙海賊として地球連邦政府に叛旗を翻した彼は、全宇宙に追われる広域指名手配犯となっていた。政府からハーロック暗殺命令を受けた青年ヤマ(声:三浦春馬)は、海賊船アルカディア号に乗組員を装い潜入。しかし、ハーロックに近づくにつれ、彼の目的とアルカディア号の正体、そして地球に隠された真実を知ることになる。世界が終焉を迎えようとしている中、残された可能性に賭けようと闘うハーロックと仲間たち。だが真実を闇に覆う政府は、密かに開かれた未来を閉ざそうとしていた・・・。
(Movie Walkerより改変)


 そもそもフル3DCGアニメは好きではありません。モーションキャプチャーとCGでまるで人間のように造形された登場人物たちの“演技”が、中途半端に人間に似ているだけに、どうも気持ちが悪いのです。まるでマネキンが動いているような・・・。

 でも、当作品に関しては、そういう違和感はかなりマシだったように思います。

 映像的にはなかなかです。ジェームズ・キャメロンが絶賛したのも、頷けないこともない。

 脚色は作家の福井晴敏さん(『終戦のローレライ』を読んだことがあります。映画『ローレライ』も観ました)、脚本はその福井さんと竹内さんという方。

 この脚本が本当にひどい。

 まずSF設定がよく理解できない。まあ、それは僕のSF的教養レベルが低いせいだとしても、個々のエピソードや現象も、登場人物たちの心理と行動も、なぜそのよう展開していくのか、全く理解できない。ハーロックもヤマもイソラ(ヤマの兄でハーロック討伐を担う艦隊司令)も、行動が支離滅裂です。

 セリフも一生懸命、格好良い印象的なものにしようとしたんでしょうけど、伝わらない。この映画におけるハーロックの戦いの動機も後ろ向き過ぎ。

 唯一良かったのは、エンドロールの最後に出た松本零士さんのイラストかな。

 今年の個人的ワースト映画の候補です。


『キャプテンハーロック』公式サイト
http://harlock-movie.com/
posted by ふくちゃん at 20:00| 兵庫 ☀| Comment(2) | TrackBack(7) | Cinema Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月04日

映画『マン・オブ・スティール』

 最初にこの映画のことをフライヤー(チラシ)で知ったときには「またスーパーマンかぁ〜。アメリカ人も好きやねぇ〜」と思ったのですが(そういう自分もいまだにヤマト、仮面ライダー、ウルトラマンが好きだったりするのだが・・・)、予告映像が良かったので、鑑賞。


Story
マーサ(ダイアン・レイン)とジョナサン(ケビン・コスナー)の夫婦に育てられたクラーク・ケント(ヘンリー・カビル)。実は彼カル=エルは、滅亡間近の惑星クリプトンに生まれ、クリプトン人の新たな未来を託すべく、多くのクリプトン人のDNAと共に、父・ジョー=エル(ラッセル・クロウ)によって宇宙船で地球に送られたのだった。クラークは幼い頃から周囲の人々にはない特殊能力を自分が持っていることに苦悩しつつ、両親の愛に守られて地球人として成長する。しかし、かつてクリプトンの運命を巡って元老院やジョー=エルと対立して追放されたゾット将軍(マイケル・シャノン)と反乱軍が復活。彼は、復讐と地球上にクリプトンを復興するために地球に襲いかかる。ジョー=エルの残された記憶と出会い、自分の正体とルーツを知ったカルことケントは、地球を守ることが自らの使命と思い定め、戦いに身を投じる。
(Movie Walkerより改変)


 『スター・トレック イントゥ・ダークネス』といい、この作品といい、実写映画のVFXではやっぱりハリウッドには勝てないなぁ・・・としみじみ思いました。

 もの凄い迫力。もの凄いスピード感(視覚が追い付かない・・・)。クリプトンという異星の文明・文化の描写に対する想像力と創造力も大したものです。

 アクションだけでなく、ケント=カル=スーパーマンの地球とクリプトンそれぞれの両親、悪役であるゾッド将軍などのキャラクター描写もしっかりしています。特に、地球の父ジョナサンの死のシーンでは、演じるケビン・コスナーがカッコ良すぎです。ラッセル・クロウも渋いですが。

 しかし、地球を守るためとはいえ、地球(というかアメリカ)をぶっ壊し過ぎ(笑)。当然のように、ツッコミどころというか、説明不足というか、ご都合主義というか・・・そんな場面もありますが、楽しめました。

 無事に地球をも守り通したクラーク・ケントは、最後は新聞社デイリー・プラネット社に就職するわけですが、同僚となったヒロイン・ロイスは最初から彼の正体を知っているわけですね。

 続編では、原作同様、バッドマンと共演するようですが、どんなストーリーになるんでしょうね。


『マン・オブ・スティール』公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/manofsteel/
posted by ふくちゃん at 20:57| 兵庫 🌁| Comment(0) | TrackBack(15) | Cinema Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月26日

宇宙戦艦ヤマト2199 第七章 そして艦は行く

 いよいよ最終章。24日から始まったイベント上映に行ってきました。プログラム(パンフレット)収納ボックスは売り切れ・・・もうやだ〜(悲しい顔)

 ガミラス本土決戦・・・になるかと思えた23話。波動砲でガミラス帝都崩壊・・・ではなく、こういうアレンジになるとは・・・!同じ波動砲でもこういう使い方ですか!感動しました。なんか泣きそうになりました。ただ、なぜデスラーが宇宙統一を目指すのか、それがなぜイスカンダルのスターシャのためなのか、なぜ新しいガミラスを築くために殆どの臣民を犠牲にする必要があるのか、もう少し説明して欲しかったところです。

 次の24話では遂にイスカンダルへ到達。古代守は残念ながら・・・。しかし、それが最終話の素晴らしい伏線になっています。地球に向けて旅立つヤマト。ユリーシャ、メルダとの別離は寂しい・・・。2人とガミラスの今後が気になります。そして、封印された艦首波動砲・・・。もう少しカッコ良いデザインでお願いします(笑)!

 問題の25話。劇場で上映するクオリティに達していない箇所を省略して(?)、時間短縮版で上映されました(TV、BD、DVDでは通常の尺になる)。むむむ。第六章の後半2話については“作画崩壊”との声もありまさが、僕はそれほど気になりませんでした。しかし、今回は・・・。作画崩壊ではなく、タッチ(画風)の違いと捉えるべきかもしれないのですが・・・。昔のヤマトも話数やシリーズによって、同じキャラクターでも別人のように顔が違うことがありましたが、この25話はそれに近い感じです。ものすごく濃い人間ドラマと艦内戦闘が展開される回だけに、惜しい気がしました。スタッフ・クレジットを見ると、この回はキャラクター総作画監督がおらず、キャラクター作画監督がやたらに多いです。何か仕上がりに関係あるのでしょうか?BD・DVDでは不足した尺を補うだけでなく、上映した部分のキャラクター作画もやり直して欲しいけど、時間的に無理でしょうねぇ〜。こんなことになるなら、TV放映は半年後でも良かった。途中休止を入れても良かった。スタッフの皆さんに余裕のあるスケジュールで、仕事をさせてあげたかったな・・・と感じます。

 そして、最終26話。「地球か。何もかも、みな懐かしい・・・」何も言うことはありません。感無量です・・・。

 宮川彬良さん、故・宮川泰さん親子による新旧音楽(劇伴)も、本当に素晴らしい。第七章ED曲『愛の星』(水樹奈々さん)も良いです。

 上映期間は2週間しかありませんが、できればあと1〜2回は観に行きたいです。

 2199はこれで終わりですが、白色彗星帝国編も『宇宙戦艦ヤマト2201』としてリメイクして欲しい。出渕総監督は続編より外伝に興味があるみたいですが・・・(BD・DVD特典の安彦良和氏との対談より)。ぜひ、外伝も製作して欲しい!デスラーがどのようにガミラスを統一したのか、その過程でのドメル、ディッツ、フラーケンの戦いも見たい。生き残ったガミラス側のキャラクター達のその後にも、イスカンダルの過去の過ちにも興味があります。また、地球と火星の内惑星戦争、ガミラス艦隊をなんとか退けたという第二次火星沖海戦、沖田と土方の若かりし頃、山本玲と亡くなった兄・明生の物語等々・・・。ぜひ、お願いしますぴかぴか(新しい)


宇宙戦艦ヤマト2199 公式サイト
http://yamato2199.net/
posted by ふくちゃん at 21:33| 兵庫 ☁| Comment(2) | TrackBack(6) | Cinema Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月16日

映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』

 『スター・ウォーズ』の新作も監督するJ・J・エイブラムス(『LOST』『M:i:III』)。彼が、シリーズ第1作『スタートレック』(1966年/邦題『宇宙大作戦』)に始まる初期シリーズのキャラクター達の若き日を描いた新たな『スター・トレック』(2009)の続編です。

 お盆先行公開初日、新宿ピカデリー、12:50上映回はソールドアウトでした。


Story
西暦2259年。ロンドンやサンフランシスコにある宇宙艦隊の拠点が襲撃される。首謀者は艦隊士官ジョン・ハリソン中佐(ベネディクト・カンバーバッチ)。復讐を誓い、たった一人で戦争を仕掛けてきたハリソン。テロの後、宇宙に逃亡した彼を追い、エンタープライズ号船長ジェームス・T・カーク(クリス・パイン)は、敵対関係にある星間国家クリンゴン帝国の支配宙域へと旅立つ。生死を賭けたバトルが展開される中、ハリソンの過去と正体、そして復讐の真の目的が明らかになったとき、最大の危機がエンタープライズ号に訪れる・・・。


 3Dメガネをかけているときの感触が嫌いで、最近は3D公開作品でももっぱら2D版で観ているのですが、当作品のお盆先行公開は3D版のみのようなので、致し方なく・・・。

 ・・・私史上、最も3Dメガネが気にならなくなるほど引き込まれた3D作品となりました。

 ただただドンパチ戦争するのではなく、次から次へと宇宙船エンタープライズとクルーを襲う危機また危機。手に汗握る、緩みのない展開です。

 そして、終盤にはカークとスポックのやりとりに、思わず涙しそうなシークエンスも・・・。こんな激しいスポックって、過去に存在したのでしょうか?

 僕は『スタートレック』のTVシリーズも映画シリーズも見尽くしたというような熱心なファンでは全くありませんので、作品世界に詳しくありません。しかし、そういう人でも、また前作を観ていない人でも、この作品は楽しめると思います。『スタートレック』に詳しい人は、ハリソンの正体にニヤリとするのでしょうが・・・。

 “人類最大の弱点は、愛だ。”という日本語のキャッチコピーが作品に相応しいかどうかは疑問ですが、作品はGoodです。


『スター・トレック イントゥ・ダークネス』公式サイト
http://www.startrek-movie.jp/
posted by ふくちゃん at 19:25| 兵庫 ☀| Comment(2) | TrackBack(12) | Cinema Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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