今日も平日だというのに、新宿バルト9は満員。客層も僕のような中年・・・じゃなくて壮年から20歳代まで幅広い。『宇宙戦艦ヤマト2199』と好対照ですね。
何でだろう?初期シリーズの公開時期が差なのか?それとも、「思春期の一少年の内面の葛藤」と「世界」を等価で描く『ヱヴァ』の方が、「皆の力で地球を救う」という大きな物語(『ヤマト』)よりも、今の時代の空気に合うのでしょうか?
ともかくも、庵野監督がスタジオジブリと一緒に製作したミニ特撮映画『巨神兵 東京に現わる』の上映の後、『ヱヴァQ』スタート。
もちろん、冒頭は先日TVで先行公開された通りだ。しかし、その時は意味が分からなかった。今回も最初は同様。
しかし、進行するに連れ、どんどん驚きと疑問と違和感が襲ってくる。
え!? え!? え!? え!? えー!
あまりの大胆な展開に、脳みそが追い付かない。。。
・・・ああ、びっくりした。
比較的、旧シリーズの踏襲率が高かった『序』。オリジナルストーリーへと舵を切った『破』。当然『Q』も旧シリーズとは異なる展開になることは誰もが予想するところだが、ここまでとは!
別のアニメかと思ったよ・・・。
しかし、面白い。熱い。見ごたえがある。
相変わらず小難しく不親切なところもあるが(当然、意図されたものでしょう)、そういうことには関わりなく、引っ張っていかれた。
もう最後の『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』を観ないことには、気持ちが収まらない!内省的・自閉的になり過ぎた旧シリーズ(も好きだよ、もちろん)とは違い、今回の新劇場版は大団円のエンタメになるらしいが、期待度大!ちなみに、最終作タイトルの最後の||は、五線譜の終止線で右の縦線の方が太い。そして、前のコロン(:)と合わせて、曲の頭からもう一度演奏する反復記号を表すそうです(by Wikipedia)。そして、新劇場版ではずっと『ヱヴァンゲリヲン』表記だったのに、旧来の『エヴァンゲリオン』表記。意味深。
ということで、今回のレビューでは一切内容に触れません。事前情報を遮断して、観に行ってください。旧シリーズを知っている方は、特に驚くと思います。
・・・思わず、通常版ではなく豪華版のパンフレットを買っちまいました。。。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』公式サイト
http://www.evangelion.co.jp/